寒い日は
心も寒くなります
私たちの心をあたためてくれる
人の肌のぬくもり
肌と肌がふれあう時の温度
やさしさとやさしさがふれあうときです
心をとざして
ひとり孤独へ入っていこうとしている日にこそ
人の体温をもとめていると
気づいてください
身体をいただいたということは
身体で感じあい
身体であたためあえることを
知ってるということです
手をのばせば
ふれる距離に人がいてくれる
その明るさは 心のあかりです
手をのばせば
手を受けとめてくれる
そのあたたかさは 身体のあかりです
寒さは
どこにでも存在します
冬の寒風は
いつでもあなたの心のすきまにはいりこんできます
コートの衿を立てて
足早に過ぎていく
その街のなかで
あなたを思い
あなたを見つめ
あなたを守りたいと思ってる
あなたの大切な人がいます
その眼を まだ見ていないと
嘆く前に
肌と肌がふれあう
肌と肌があたためあう
やさしさを思い出してください
みんな 小さな頃に
多くは母親や父親からもらった
心のあたたかさです
寒風のなかで涙を流す前に
あなたの身近にいる大切な人の
心が寒くならないように
あなたにもできることがあります
小さなほほえみを送ること
ほほえみのあかりをともすこと
マグダラのマリアもともに
あなたがたに暖かさを贈りつづけます
心が寒くならないうちに
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きのうから今日にかけての急な寒さ。
秋が逝こうとしています。
大きな宇宙のリズムに従って冬という季節が巡ってきます。
「心の寒さ」にふるえないように、あなたの心を温めてくれるのは
他でもない、人とのふれあいです。関わっていくことで温めあえる、
それは何よりの冬のギフトです。まずあなたが誰かにぬくもりのギフトを
贈ってください。その人はまた他の誰かにぬくもりを贈るでしょう。