善福寺川物語

東京杉並区の住宅街を流れつつも野鳥たちが暮らす善福寺川

カモの親子を眺めながらの散策記です

時々動物園も登場

冬の善福寺川

2019年12月25日 | カモ・善福寺川

春から夏にかけては、カモ系はカルガモ一色だった善福寺川。

ヒナたちが大きくなってから、しばらくご無沙汰でしたが、
たまに通りかかると、秋頃からぼちぼち違う種類の鳥も増えたな~という印象でした。

この日は、とりあえず目につく鳥たちを撮って、名前をチェック。

 

留鳥のカルガモも、変わらず暮らしています。

でも、だいぶ、数は減った印象。

 

かわりに、よく見かけるようになったのが、こちらの冬鳥。

 

向かって左がオス、右がメス。

オナガガモです。

 

名前のとおり、しゅっと長い尾羽が特徴(オス)。

上から見ると、羽の模様もかっこいいです。

 

繁殖期のこの季節は、つがいで行動する姿が目立つカモたち。

仲良く並んでおしりをもちあげ、水中のエサをチェック。

 

とはいえ、群れになっていることも多く、十数羽でかたまって岸辺でくつろぐ姿も。

留鳥のカルガモは、ヒナにエサをやる人間もいるためか、警戒心が弱めでしたが、
渡り鳥の冬鳥たちは、上からのぞいていると、警戒してすぐに泳ぎ去ってしまいます。

 

こちらもよく見かけるコガモ。

目の周りの青緑がかった模様(オス)が、チームポイント!?

 

ヒドリガモのペア。

Wikiによると、
「オナガガモ、マガモ、コガモなどと並んで日本で最も普通に見られるカモ類」だそうです。

ちなみに、この日は見かけませんでしたが、マガモも見たことがあります。

 

ハシビロガモ。

繁殖期の冬鳥たちは、羽色もそれぞれきれいで、
カルガモのヒナたちを見ていた時とは、違う楽しみがありますね。

 

ピンボケですが、左の二羽はオス、右の一羽はメスの、キンクロハジロ??

オスの頭が黒く、目が金色に見えたので、キンクロハジロかと思ったのですが、
胸元が黒くない…。う~ん、これではよくわからない。

名前がわかってきたので、次回、確かめてみたいです。

 


SCZ~生後半年のレッサーパンダの兄弟

2019年12月22日 | レッサーパンダ

この日のSCZ訪問のお目当ては、初夏生まれのレッサーパンダの双子兄弟たちでした。

お昼過ぎに到着すると、頭をくっつけて可愛くお昼寝Zzz

大きめのほうは、母のハナビ。ひとまわり小さいほうが兄弟の一頭ですね。

 

もう一頭は、お食事中。

オスですが、女の子のような可愛い顔立ち。

どうやら、こちらがセイくんのようです。

 

ちっちゃな前足で、竹をつかんで夢中でパクパク。

レッサーパンダは、通常の5本指以外にもう一本指があるので、しっかりつかめるのですね。

 

お食事を終えたセイくんは、母&兄のそばにいって並んでお昼寝。

かわいい三つの小山です♪

向かって左から、お食事していたセイくん、真ん中が双子の兄のリュウくん、そして母ハナビ。

双子の名前のリュウ・セイは、今年大ブレークした横浜流星くんからかな?

 

SCZの双子レサパンの名前は、タケ・ノコ、ココ・ナツ、テッカ・マキ、タク・アン、カフェ・ラテ…
など、ユニークなワンフレーズになっているのです。
一昨年(ミヤビ)、昨年(リン)は、一頭だけの誕生だったので、久々のワンフレーズネーミングです。

 

レッサーパンダが長いお昼寝に入ってしまったので、他の動物たちをみてまわり(前の記事)、
夕方戻ってくると、双子たちがそろってお食事中。

こちらを向いているのが、兄のリュウくん。

キリっとした顔立ちが特徴で、見分けがつきやすい双子です。

 

お食事がすむと、さっそく食後のバトル!

母ハナビは我関せずといった雰囲気で、双子におかまいなく、展示場をウロウロ。

 

母ハナビがウロウロするなか、双子は元気に取っ組み合い。

上になっているのが兄のリュウ、下で迎え撃つのが弟のセイ。

 

顔立ちはリュウのほうが勇ましいですが、兄に飛び掛かってバトルを仕掛けるのは、
弟のセイのほうでした。

一方、兄のリュウは、弟ではなく母にかまってもらいたいらしく、
ハナビの尻尾にとびついたり、行く手を阻んだりしていましたが、母ハナビはスルー。

ハナビに軽く転がされたリュウに、セイが飛びついてバトル再開…といったシーンを何度か。

見ているかぎり、セイはハナビには全く仕掛けていなかったので、
兄リュウのほうが甘えん坊で、弟のほうが負けず嫌い!?

 

たくさん動けば、おなかもすくよね~

閉園間近、バトルを切り上げ、仲良く竹の葉を食べる兄弟たちをながめながら、帰路につきました。


ご近所ではないですが…冬のSCZ動物園

2019年12月20日 | 動物園

善福寺川(ご近所)ではありませんが、埼玉県のこども動物自然公園に行ってきました。

冬にしてはあたたかい日。仔牛たちも日を浴びながらのんびり。

手前の3頭は、生後2ヶ月前後。奥の1頭も春生まれで生後1年未満。かわい~*^-^*
まだ胴回りが太くないので、足がすらりと長く見えます。

 

SCZ(さいたま県こども動物自然公園の略)の推しポイントのひとつ、ペンギンヒルズ。

プールの隣には、ゆるやかな斜面に巣穴がたくさん用意されていて、
自然に近い生態を見ることができます。

ちょうど、エサやりタイムでソワソワと集まるペンギンたち。

 

広いプールの中で泳いでいる様子もバッチリ見られます。

 

こちらも、推しポイントのひとつ。以前、エンリッチメント大賞も受賞したことがある
「シカとカモシカの谷」は、自然のままの森林の中で暮らしている様子を目にできます。

 

こちらは、繁殖制限かな?一頭だけで離れて暮らしている父カモシカのクロベ。
用心深いカモシカ、カメラの気配に丸い目でこちらをジーっ。

 

広い森林放飼場の一角に集まっているのは、クロベの家族。

母ナデシコに、娘(モモ)&息子(ナグリ)。

 

カメラの気配に見上げている仔は、まだ角も小さめ。
今年生まれ、生後半年のナグリくん、まだ、あどけないですね~

 

母と姉はよく似ています。

奥の個体は毛質がやや硬めに見え、ナグリが甘えていたので母ナデシコ?

ナグリくんは、母と姉が腹ばいになったあと、
用心深く、橋の下に隠れてしまいました。

 

こちらは、今の季節の一推しポイント。

ゆず湯のカピバラ♨

 

まずは、一頭だけ別展示のオスの秋馬(シュウマ)。

お湯のなかでちょこんと足をそろえ、うっとり目を閉じて気持ちよさそ~

 

黄色い果物は、かなり大きめなので、鬼柚子?
カピバラの和名は、鬼天竺鼠なので、それにちなんでかな!?

 

カメラの気配に、せっかくくつろいでいるのに~と言いたげに、
軽くキューキュー鳴きながら、カメラに近づいてきた秋馬。

通りすがりの人たちに近いところで過ごしているためか、人懐っこくかわいい秋馬くんです。

 

メイン放飼場のゆず湯には、昨年生まれの五つ子たちがのんびり。
秋馬と母・心音の間に生まれた1才仔です。

ちなみに奥に見えるのが、秋馬の展示場。

 

五つ子と一緒に暮らす大人メス3頭は、仔カピを見守るように目をやりながら、
草のベッドでお休み中。

 

大きなお風呂の五つ子たちは、お湯の中にもぐったり、時々ゆっくり横回転しながら、くつろぎ~

 

ワライカワセミを見にいって、

 

戻ってくると、仔カピたちが樽湯に♪

絵になりますね~

 

頭の上だけでなく、肩辺りも打たせ湯♨

奥の仔、頭にちょこんと乗っかった葉っぱが、まるでタオル^0^

手前の子、他の上で水(湯)しぶき、目をとじて気持ちよげ~

 

なかよしコーナーに立ち寄ると、
仔山羊(昨年三月生まれ)のモモちゃんが、こちらを見ながら近づいてきました♪

 

羊たちもそろってロックオン。

閉園間近だったので、飼育員さんだと思ったのかな?

 

モモちゃんと、同い年のさくらちゃんがご挨拶。

このあと、軽く角突き合わせていました。

 

モモ&さくらちゃんの写真をとっていると、足元をグイグイ押してくる子がいます。

目をやると、通りすがりに角の間をなでた大人ヤギ(ランちゃんだったかな?)。
「もっとかいてくれ~」というように、頬を私の脚につけてスリスリ。
かいてあげると、うっとりしたまなざしでリラックス~

手を止めると、今度はここというように、かゆいところを角で示します。

ここのコーナーはヤギ用ブラシが用意され、ヤギをブラッシングできるようになっているので、
ヤギたちがとても人馴れしているのですね。

人も動物に触れあえるし、動物も心地よさげで、お互いによい感じです♪