言いたい放題(in ニュージーランド) / Twisted Mind

書きたいことを書きたいままに綴ります。

Go with the flow...

文化の壁&今年のDIWALI

2004-12-28 | お断り(御一読を)
11月3日の「It happened.....」は
不適格と思われる箇所がありましたので削除しました。

香田さんの御冥福をお祈りする気持は変わりませんが、
今現在、イラク(&アフガニスタン)などで起きている出来事には解釈の難しい部分が沢山ありますね。

イギリス寄りの文化を持つニュージーランドで生活していて、
しかも親友と呼べる程のモスリム(イスラム教徒)の友人もいるのに、
アメリカ寄りの判断を下している自分にビックリしました。

先日タクシーの運転手をしている友人(モスリム)から
こんなことがあったよ、と聞かされました。
その彼と、お客さんとの会話を以下に書きます。

客(Customer:以下C): 「どこの国の出身?」
友人(以下K):    「アフガニスタンですよ。」

C: 「へぇ~、じゃ、ブッシュ(アメリカ政権)についてどう思う?」
K: 「あなたは(どう思う)?」

C: 「僕はいいと思うよ。」
K: 「(あなたは)どこに住んでいるのですか?」

C: 「ノースショア(地域)だけど、、、????」
K: 「そのノースショアの家が、僕から見て
   『汚い・何かがおかしいからきちんと正さなければいけない。』と、
   僕が勝手に入り込んで家の中をいじったら、あなたは
   『良く来てくれた、どうもありがとう!』と言えますか?」

C: 「絶対言えない、、、、。」

その後、そのお客さんは何も言うことができず、タクシーを降りる時に
友人Kに深く詫びたそうです。

確かに隣の家の夫婦喧嘩がひどいから、と言って
勝手に家に上がり込み仲裁するわけにはいきませんよね。

以前起きた『服部君銃殺事件*』覚えていらっしゃいますか?
アメリカという国は 
勝手に自分の所有地に入って来た者を、
殺すのはやむを得ないという国です。
ハッキリ書けば"殺しても良い"という国です。

何か矛盾しているよなぁ。

私も時々忘れてしまいますが、
すべての人が相手の立場に立ち、「もしそれが自分だったら、、。」
と考えることができれば、世の中がもっとHAPPYになるのだろうな。
そうあって欲しい、、、、。

*『服部君銃殺事件』:ハロウィーンの仮装をした服部君が、
友人宅と間違え全く他人の家を訪れ、銃殺された事件。
「フリーズ」と言う言葉が流行語にまでなった。

写真は今年のインド人のお正月DIWALI(10月31日「DIWALI」参照)の時のものです。
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