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「オミクロン株ステルス搭載バージョン」が見つかる

 新型コロナウイルスのオミクロン株がさらに変異した「ステルス型」の系統が、イギリスとオーストラリアで相次いで発見されました。この新しいオミクロン株は、従来のオミクロン株の変異を受け継ぎながらも、 PCR検査でオミクロン株を迅速に特定するのに使われていた遺伝的特長を持たないため、特定が難しくなると危惧されています。

 新たに発見されたオミクロン株はS遺伝子ドロップアウトを持たないことから、PCR検査での変異株特定が困難になると。

 研究者は従来のオミクロン株である「BA.1」と区別するため、新しいオミクロン株を「BA.2」と名付けました。また、検査で特定するのが困難な特長から、一部の研究者は非公式に「ステルス型」と呼称していると。


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