アビガン試験3月末終了 富士フイルム富山化学
富士フイルム富山化学(東京、岡田淳二社長)は11日、現在実施している新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」の臨床試験について、3月末で被験者の参加受付を終了すると発表した。重症化の抑制効果の確認を目的としていたが、現在流行している「オミクロン株」は重症化率が低く、効果の検証が困難になったため。今後、実施した試験のデータを解析し、開発方針を検討すると。
富士フイルム富山化学(東京、岡田淳二社長)は11日、現在実施している新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」の臨床試験について、3月末で被験者の参加受付を終了すると発表した。重症化の抑制効果の確認を目的としていたが、現在流行している「オミクロン株」は重症化率が低く、効果の検証が困難になったため。今後、実施した試験のデータを解析し、開発方針を検討すると。