新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株であるオミクロン株は4つの系統(BA.1、BA.1.1、BA.2、BA.3)に分類される。日本を含め世界の流行の主体はBA.1系統に属する株だが、デンマーク、インド、フィリピン、スウェーデンなど一部の国ではBA.2系統に属する株が主流となっており、日本でも置き換わりが警戒されている。日本では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して複数の抗ウイルス薬が承認されているが、BA.2に対する有効性は不明である。東京大学医科学研究所ウイルス感染部門特任教授の河岡義裕氏らはBA.2に対する抗体薬、抗ウイルス薬の効果を検討。中和活性、増殖抑制効果が維持されていたと
オミクロン株「BA・2」にも効果 コロナ治療薬、東大など確認
22/3/10 新型コロナウイルスの変異株オミクロン株「BA・2」に対し、日本でコロナ治療薬として承認されている中和抗体薬や抗ウイルス薬が有効なことを東京大などの研究チームが細胞実験で確認したと。