新型コロナウイルスの感染拡大で飛ぶように売れた手指消毒剤の一部に高レベルの発がん性物質が含まれていることが、検査会社の分析で分かった。
主力製品が小売店舗の棚から消えた後、各種の手指消毒剤が市場に大量に出回ったが、これら製品に高い値のベンゼンが含まれていることが判明した。
世界保健機関(WHO)のがん研究部門は、ベンゼンをアスベストと同等の最大リスクのカテゴリーに分類している。
ベンゼンは白血病など一部の血液がんと関連付けられている。米国がん協会によると、米国ではベンゼン被ばくの約半数がたばこの煙によるものだ。プラスチックやゴムの製造に使われるため、一部の化学産業の作業員は被ばくのリスクにさらされている。
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