総務省が7日発表した8月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は28万9974円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比5.1%増加した。
新型コロナウイルス感染対策の行動制限がない夏となったことで外出関連の消費が伸びた。
消費支出は全体を新型コロナの感染拡大前の2019年8月と比べると5.0%減となっており、旅行・交通関連もコロナ前の水準に届いていない。
食料は実質で0.9%増と7カ月ぶりに増加した。外食や、お土産などを含む菓子類で増加した。一方、外出が増えたことで家庭内で料理をする機会が減り、マグロやサケなどでは支出が減った。物価上昇による買い控えもあったとみられる。
消費者物価の上昇を反映し、物価の影響を考慮する前の名目ベースと実質ベースの差が開いている。名目の消費支出は前年同月比8.8%増で、実質と3.7ポイントの差があった。エネルギー価格の高騰があった光熱・水道は名目では12.0%増だったが、実質では3.1%減少した。
新型コロナウイルス感染対策の行動制限がない夏となったことで外出関連の消費が伸びた。
消費支出は全体を新型コロナの感染拡大前の2019年8月と比べると5.0%減となっており、旅行・交通関連もコロナ前の水準に届いていない。
食料は実質で0.9%増と7カ月ぶりに増加した。外食や、お土産などを含む菓子類で増加した。一方、外出が増えたことで家庭内で料理をする機会が減り、マグロやサケなどでは支出が減った。物価上昇による買い控えもあったとみられる。
消費者物価の上昇を反映し、物価の影響を考慮する前の名目ベースと実質ベースの差が開いている。名目の消費支出は前年同月比8.8%増で、実質と3.7ポイントの差があった。エネルギー価格の高騰があった光熱・水道は名目では12.0%増だったが、実質では3.1%減少した。
早く消費減税実施と円安是正を望む❕