財務省、10年債利率を7年ぶり上げ 市場金利の上昇反映
財務省は4月5日実施した10年物国債入札で、毎年支払う利息を示す表面利率を0.2%と、これまでの0.1%から引き上げた。引き上げは15年3月以来7年ぶりで、16年2月(0.3%)以来の水準となった。表面利率は市場実勢の10年債利回りに近い水準に設定する。米欧の金融緩和縮小や世界的なインフレなどで市場金利が0.2%程度まで上昇したことを反映させた。
日本の国債は資金調達から60年間かけて徐々に返済する「60年償還ルール」がある。国債も借り換えコストが増え、財政負担が増加する恐れもある。
世界の主要25通貨でロシアのルーブル以下の下落率となった。世界で広がる金融引き上げの中で日本の緩和維持の姿勢が際立ったほか、資源高による経常収支の悪化で構造的な弱さも意識され「安全通貨」で無くなった。
※ 安倍政権は北方領土返還のサル芝居を27回も?戦闘機も147機即買い❕
※ 景気は低金利、円安(日本安)、それに人件費安に対して消費減税を実施❕