新総裁予定者、植田氏は20年も前に看破している。2003年10月28日の日本金融学会の講演録を精読したら。
「(債務超過のリスクを意識するようになると)債務超過に陥る前からその可能性(注:債務超過)を高める引き締め政策を躊躇ちゅうちょしてしまうリスクも無視できない」とある。
「(債務超過のリスクを意識するようになると)債務超過に陥る前からその可能性(注:債務超過)を高める引き締め政策を躊躇ちゅうちょしてしまうリスクも無視できない」とある。
植田氏は、長期国債の購入という禁じ手に日銀が手を染めてしまうリスクを予言している(当時、中央銀行は通貨の信用保持のために、株や長期国債など値動きの激しく債務超過のリスクのある金融資産を持つのはタブーとされていた)。
2022年12月末の日銀当座預金残高は502兆円、国債保有高は564兆円に上る。しかも、そのうちなんと556兆円が長期国債だ。
日銀の国債爆買い(=紙幣の爆刷り)ではハイパーインフレが生じるか?
※ 世界は消費減税している折でも日本は世界に逆行、ガラパゴス化か❕
※ GDP,CPI注視、個人消費拡大と賃金上昇それに貿易収支の黒字化へ
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