民宿奥大井 のほほん番頭のんびり・TIME

田舎の民宿の番頭です。模型創りが趣味なので模型中心に様々な独り言を書き込む予定です。

ジオラマ 1

2019-06-21 23:56:52 | 鉄道模型

去年はWWⅡの戦闘機に取り掛かり、一時停止していた帆船模型(しかも違う船!)をも手掛ける事となった。
で、今年に入り当宿で偶然TV番組ロケがあり、その影響か女将より諸事情(お金がかかるのよ)で制作を断念したジオラマを再開するよう依頼があったのでベニア1枚分のジオラマの続きを創っています。もともと6畳の部屋に電動工具やプラモデルを収納するように棚を増設したので空きスペースはほぼ3帖間。そこにベニア1枚分がドデンと鎮座したのでがさばるプラモデルは別の部屋へ置かせてもらいコツコツ制作しています。
余っているスタイロフォーム、ベニア板を使い一部2階建てにしているので苦労しています。最初から記録で残しておけば面白かったのだが、作業環境がとにかく狭いので材料とか工具など作業している部分以外に積み上げているし、切れ端なども積極的に利用しているのでとにかく散らかっている。人様に見て頂ける状況ではないので残念ながら。
とりあえずトンネルからトンネルの間をちらりと走り去る新幹線上下線、一部新幹線と並走する在来線上下線、私鉄ローカルは
高架線を使いつつも上下線とした。作り始めの頃との構想とだいぶ違ってきており思い切って地所の嵩上げをやったので新幹線と在来線が半地下となってしまった。ポイントは通過時に車両が脱線する事があるので今回はパス。
嵩上げが終われば細部をブロスタークロスで隠すかスチレンボードを使うか迷うところ。そしてストラクチュアの位置決などを考えながらの作業になる。私鉄駅前にある道路沿いのコンビニ、国鉄駅前には年季の入った食料品店と酒屋。トンネルの上には喫茶店。駅に発着する列車を楽しみながらコーヒーが楽しめるような庭を創りたい。当然ローカル線駅には緑に囲まれた民宿が・・・などと楽しい一時です。
こちらで紹介しているジオラマくらいには作り込みたいですね。ウエザリングまではやり切れないと思いますが。
女将はジオラマを並べた鉄道部屋を創りたいとか。ジオラマ制作合宿プランでもやろうかしら。

ジオラマの風景 その五 小さな踏切

2016-07-20 21:48:22 | 鉄道模型
小さな踏切。電車が通るので買い物帰りのおばはんと自動車が待っている。警報機・遮断機はなし。いわゆる第4種踏切とゆうもの。事故が多いと聞くがいまだに現役で使われている。安全のため最低警報機は欲しいですよね。
幸い自分が育った地域では東海道線なので警報機から自動車対応で踏切拡張し、遮断機付きに変わっていった。それでも事故が多いのでとうとう踏切をやめ地下道となった。
むかしむかしのお話。電車に人がはねられた事故があった。野次馬の一人に加わろうと家を出た時向かいのおばさんが帰ってきた。様子を聴くとバラバラ死体を見てしまい気持ち悪くなったそうで、薬を飲みにきたとの事。薬飲んだらもう一度観に行くから一緒に行こう・・・といわれたが、そうまでしても見たいものかと子供ながらあさましく情けなく感じて野次馬に加わる事はやめた。綺麗ごとをゆうわけではないが、それ以来人の不幸を観に行く事をやめました。

ジオラマの風景 その四 八百屋さんと角の魚屋さん

2016-07-02 00:09:40 | 鉄道模型
駅前商店の八百屋さんと魚屋さん。
ジオラマ設定の時代、住んでいた田舎町?の駅前には八百屋さん魚屋さん、パン屋さん、食堂、電気屋さん、本屋さんなどがあった。高校などもあったので自転車預かり専門の店?もあった。和菓子屋さんでは簡単な椅子とテーブルがあり、お茶を飲みながら和菓子を頂いたリ夏にはかき氷を販売していた。盛夏には汗が「すぅ~~~」と引いてゆくかき氷がいまだに好きである。
魚屋さんの思い出としては、幼稚園の頃、海猫の話になり「魚みたいに海の中を泳いでいる猫」と教わった。猫が魚好きな事は知っていたので子供ながらに「食べる事には困らない幸せな猫」と思っていた。大人になり魚屋さんでその話を思い出し話したら教えてくれた本人は綺麗に忘れていた。
こんなつまらない事は結構覚えているものです。
ジオラマベースは補強無しの20mm厚ウレタンフォーム。タミヤの2mm厚スチレンボードを貼りストラクチュアのベース部分を切り抜いてある。段差・隙間はカトーのフォーリッジで埋めてある。
歩道は1mm厚のプラ板。道路側は2mmの角棒を張り付けプラカラーで塗装。カトーのガードレールを取り付けてある。
スチレンボードには1000番のサンドペーパーを張り付けてざらざら感をだし、土の部分にはプラカラーで塗装、アスファルトには塗装せずそのまま使用している。道路周りでは側溝等この時代にあったっけ?と思い無視した。
接着剤ですがウレタンフォームとスチレンボードは「木工用ボンド」、スチレンボードとサンドペーパーは「セメダイン スーパーX」、プラ版とプラ棒とガードレールはプラ用接着剤ではなく高粘度の木工用瞬間接着剤が使いやすい。
違う素材の接着には「アクアリンカージオラマ模型用」が便利。はみ出してもエナメル溶剤で拭き取れるので綺麗に仕上がる。定番商品ではないようなのでまとめ買いをしています。
ジオラマ制作の細かいデータはこのようにUPする予定がなかったのでパッケージ等捨ててしまった。意外とやる事が多いのでネット相手に時間を使う分、模型製作に時間を使いたいと思ったんだけどね。以前は帆船模型のHPオーナーでオフ会も開催したりしたのだけれど。当時ワイワイやっていた皆様方・・・お元気でしょうか?

ジオラマの風景 その三 酒屋さん

2016-06-29 11:07:50 | 鉄道模型
当時は当たり前だったお酒の配達。オート三輪にビール(瓶ビールが主流-缶ビールは高級品)を積み込んでいる最中。近所の暇なオヤジさんにつかまって仕事そっちのけで世間話に夢中・・・店前の三輪車は酒屋のお客さん。当時は違法駐車ではなかったような。
横断歩道前の男性は駅に向かう人。今だと手に持っているのは携帯と思えるがこの時代は手荷物。文庫本でも入っているのかな?
駅前なので道路は舗装、歩道はコンクリート。ガードレールがあるのは主要駅で乗降客が多く交通事故が増えたため?私有地は土むき出し。建屋の前にはなぜか電柱があったイメージがあります。

ジオラマの風景 その二 跨線橋のある駅

2016-06-27 00:53:12 | 鉄道模型
なぜかこの日は撮影にライト、フラッシュを使うとテカテカになるので暗い写真となってしまった。
小型ジオラマなので単線で制作するのが創りやすいと思ったが、高さが欲しいのと跨線橋のある駅の近くで育ったのもあり組み込んだ。跨線橋の思い出は雨の日、通学する朝、階段の上のほうで滑り立ったまま勢いがついてしまい数段ずつ飛び跳ねながら降りた(落ちた?)事がある。運動神経は決して良くはないのだが、一歩間違えると転げ落ちる事となり大けがをしていたと思う。運の良かった事に感謝。でもろくな思い出ではないですね。
レイアウトでは駅前広場があり、自転車置き場、バス亭とタクシーの停車場もあり、商店はお決まりの酒屋と八百屋、魚屋さんを選んだ。派出所か駅員の詰め所と迷ったが、ローカル駅らしく駅員詰め所を選んた。
レールはトミックスの小径レール。ぎりぎりで収まった。Bトレショーティー電車でなければ走れない。パワーパックはコンセントより取れないのでコスミック社の乾電池で動くもの。上下線2本の電車を走らせるパワーがある。
デテールとウェザリングは無視。どこかに手をかけるとバランスを取るのに全体的に手をかけなければならない。完成を急いだのもあり考えない事とした。出来上がりを見るとまあ、悪くはないと思っている。右奥に立看板がみえるがこの制作が一番楽しかった。
人形の足元に台が見えてしまうが、斜めになったり転んだりしないように台に人形を固定し台を地に固定している。取り外しての再利用をも考えている。結構高いのですよ。このジオラマでほぼ10セット位は使用して人形だけで数千円となるが、ストーリィが広がる楽しみがある。
跨線橋へ向かう人は仕事帰りの人。ホームの後ろ側、電車の方を向いている人は快速電車待ち?駅舎側のホームでは電車待ちの方が雑談中。などと考えるとちょっと楽しくなりませんか?