「本物」の

本物のやさしさって つよさって

なんだろう


「本物」を我が物にしたい

本当にやさしくなりたい

ただ、

君の幸せを願う。
ただ、君の幸せを願っている。


今の君の幸せは、
私にとっては 身を切られるより辛い
“現実”だ。



それでも、
まぁるく巡って、
ただひとつ願うことは、君の幸せ。


今の
おつきさんのように。


まぁるく。





遠く離れてしまった君を、
想ってしまう。

こころしずかに時をむかえ

あの 時 が近づいてきた


モニターに刻まれていたのは
残された命のカウントダウン


お天気はどうだったっけ？

たしか たぶん 今日みたいに



美しい星空だったと思う




三年前も
“あ～ぁ、とうとうお父さんと呑み交わすことは叶わなかったな…”

と

全てが終わった 帰り道
空を見上げて想ったっけ




今夜も 澄み渡る美しい夜空だ

ベランダに出て

独り 缶酎ハイの栓を抜く




カンパイ

2012年が…

2012も、もう残すところ３時間。
今年もいろいろなことがありました。

よく考えて、一歩一歩を確かに進んで…と思っていました。

しかし、振り返れば大きな分かれ道を前に選んだ道は、激しくうねり厳しい道でした。それは想像を遥かに越えたものでした。


一日の終わりに徒労感だけが残る日々に、追い打ちを掛けられるような事実も知り…の一年。
あ～、やっと終わります。

大切に心にしまいたいこともあります。
あたたかいふれあいも沢山ありました。


出会えた人、できごと、ものに、感謝します。



再来年は、民俗芸能へむかう旅を始めてナント二十年になります。

大きな舞台もやります。


来年は、その準備もありますが、それよりも原点に戻る一年にしたいと思っています。
今迄出会った踊り・太鼓のふるさとを、もう一度歩き直してみようと計画をしています。
学び直し、学び直し。

そして、それをちゃんと文字にしよう。


忙しくなるぞー！



よいお年をお迎え下さい。

“待つこと”は

待つことは
その場でじっと
石のように固まっていることじゃない

そのことを向かい入れる為に
自ら
歩みを進めていくことなのだ…

と 思った



通勤の人で膨れ上がる電車の
曇った窓の向こうに
雲を切り裂いて 日が昇る


その輝きを見ながら
想う




私は私の道を進んでいく


でも、私は此処に居る。