舞ゐ風~mai-kaji~

郷土のうたと踊り研究会

ただ、

2013-02-26 23:59:56 | 日記
君の幸せを願う。
ただ、君の幸せを願っている。


今の君の幸せは、
私にとっては 身を切られるより辛い
“現実”だ。



それでも、
まぁるく巡って、
ただひとつ願うことは、君の幸せ。


今の
おつきさんのように。


まぁるく。





遠く離れてしまった君を、
想ってしまう。


こころしずかに時をむかえ

2013-02-20 23:56:05 | 日記
あの 時 が近づいてきた


モニターに刻まれていたのは
残された命のカウントダウン


お天気はどうだったっけ?

たしか たぶん 今日みたいに



美しい星空だったと思う




三年前も
“あ~ぁ、とうとうお父さんと呑み交わすことは叶わなかったな…”



全てが終わった 帰り道
空を見上げて想ったっけ




今夜も 澄み渡る美しい夜空だ

ベランダに出て

独り 缶酎ハイの栓を抜く




カンパイ

【旅日記】冬の音を探しに~岐阜県・郡上八幡13,2,2-3

2013-02-12 20:12:56 | 旅日記

一年半ぶりに、この町を訪ねました。

毎年、大寒と立春直前の日曜日に

のぼりが立ちます。
この町の、大切な風物詩。



到着して、何をおいてもご挨拶に行くのが

ここ。
清水を一杯頂いて、手を合わせます。
水音も録らせて頂きました。



『チロル』で一息…と楽しみにして来たのにあてが外れてしまい、いつもの道をただふらふらと。



気温が急激に上がり、この町をいつも包んでいる水音が、雪融けの頃みたいに力強くて、冬の静けさが録りたかったのに…とうなだれてしまいます。


でも、ここで水音に抱かれていると、自分の中のぐちゃぐちゃした思いが鎮まっていきます。

やっぱりこの町が


郡上おどりが好きだな

って思う。


純粋に、その想いだけで自分の踊りを創っていこう。

祠に手を合わせて、すっきりした気分で宿に向かいました。



ここ、何度も歩いたことがあるのに

自分と同じ名前のお店があるの、知らんかった。

こんな些細なことに、喜びを感じます。



翌日はいい天気!

見慣れた角度と逆から見るお城も、なかなか良いものです。






寒ざらしは、中河原公園の方で。




雪も殆ど無く暖かい…とはいっても、風にじっと吹かれていると芯から冷えてきます。


でも、前回訪ねた時よりも


鯉のぼりも人も、ゆったり見えるな。




長く長く 続く
人から人へ 手渡される技術 文化

冷たい水に晒された鯉のぼり

この清流が絶え間なく流れるように 郡上本染も継がれて行きますように…



冬らしい音は録れなかったけど、また来年挑戦。

次は、春に。

郡上の春らしい音って、どこで録れるかね?