犬の社会

最近、休日になると会社のセキュリティー犬のふくの散歩に子供たちと行きます。

近所に緑地がありドッグランがあるので丁度いい。

子供が会社に行くとふくはピョンピョン飛び回り全身で喜びを表現します。

あまりに跳ねるので、今日は娘がふくのことをカンガルーと言ってました。

道中ご機嫌でドッグランに着くと、いつもの顔ぶれがいます。

昔は他の飼い主さんとも話をしたりしましたが、何だが最近はそういうのもなくなりました。

ただ、犬はもう知り合いなのでご機嫌ですよ。

常連さんのなかでも特に大きな犬を3匹連れている方がいるのですが。

その3匹に今日は犬社会を垣間見ました。

ダックスがその大きな犬2匹とじゃれているうちに何だか力の見せつけあい的な形になりました。

大きな2匹がダックスをもてあそぶような感じです。

おなかを見せて寝そべるダックスが立とうとすると、また転がす。

人間が見ていてもわかる軽いいじめですね。

するとそばで遊びに関与していなかった残りの1匹がおもむろに立ち上がり最後までいじめていた仲間を
「グルル」と威嚇したのです。

威嚇された犬はすごすごと飼い主のほうへ戻っていき、その後ろを怒った犬が睨みを利かせながら
ゆっくりと歩いて着いていきました。

まるで「しょうもないことをするんやないぞ！」と弟分に分からせるような態度でした。

子供も見ていて「怒ってた」と驚いていました。

自分も犬のああいった態度は初めて見てちょっと感動しました。

本当に犬って優しくて賢いんだなと。