まじませいさく書!!

大阪であーでもないこーでもないと考えながら金属加工をしております。日々の出来事、作ったものをぼちぼちと綴ります

書類が

2018年09月28日 | 仕事
補助金書類。

経営力向上の変更書類。

先端設備導入計画の書類。

同じ資料が必要だったりで、どれをコピーしたのか何部いるのか、コピーした
紙はどこに置いたとか。。。

頭と机の上が散乱し始めた。

しかし、銀行さん会計事務所さんに親切に教えて頂きながらなので非常に助かる。

コンサルに頼むと有料ですからね。

これだけの資料を外注するとなかなかの額になるでしょう。

それだけでも経費が浮くと思えば頑張らねば!




涼しくなってまいりました

2018年09月20日 | 仕事
本日の天気予報では最高気温が23度。

ここまで急激に涼しくなると風邪をひきそうですが、暑いよりはずっと良い。

さて昨日、業者さんが配達ついでにわざわざ私を呼び出してくれるので珍しい何事かと話を聞くと。

「最近どうですか?」

と神妙な面持ちで景気を聞いてくる。

別に極端に良くも悪くもないので普通だと伝えると。

「うちはめちゃくちゃ悪くて、このエリアの廃止まで話に出てるみたいです」

と教えてくれる。

エリア廃止はあまり良い話ではないが、利用頻度が多い業者さんではないので立ち行かなるほど困ることもないのです。

ただ、複数取引はやはりリスクヘッジの意味でも必須です。

東日本大震災をはじめ仕入先の工場が被災して停止してしまい一社取引をしていたら仕入が完全に不可能になるという事態が何度となくありましたが、

その後も複数取引のおかげで、メインがダメでももう一社から仕入可能だから支障なしということが多々ありました。

その意味では一社無くなるとなると困るなという感じです。

さて、その業者さんは自動車関連に比重が少し偏っているようなのですが、某自動車メーカーさんの仕事が全く動かなく
なっているらしく、その煽りで弊社など全く関係ないエリアの廃止話が出ているそうです。

なぜか仕事のあるなしではなく、採算が取れないところを確保するために採算がとれているエリアを切るという流れだそうです。

よく分かりません。。。

赤字の取引先を切るだけでは黒字にはならず、その部門のコストも切るべきだと思いますが。

そうしないとそこを担当していた人件費がまるまる黒字部門の利益を食いつぶしますもんね。

まぁ今回は赤字を残してという不思議な話なのでそもそも当てはまらないのですが。。。

本当に切るなら経営者は辛い決断を迫られるでしょうね。。。

気候も涼しくなってまいりましたが、自動車メーカーが止まりだすと本当にピークアウトも近いのかもしれない。

私たち零細が好景気を実感しだしたころはもう終了の合図というのは良くある話。

ここ数年は補助金のお世話になりながら売上や会社規模からは有りあえない勢いで設備投資をして好景気な感じを多少感じていたけど、
今後は投資も慎重に行くべきかもしれないです。

懐が涼しくなりそうです。











メルマガから

2018年09月20日 | 仕事
定期的に読んでいる竹内謙礼さんのメルマガに面白いことが書かれてあったので転記します。

小売を主体としたコンサルさんだと思うので製造にまるまるあてはまるわけではないですが、
面白い記事を書かれるので参考にしながら楽しんで読んでいます。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

      「ボカン」と売れる!
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■□□■  竹内謙礼の「ボカン」と売れるネット通信講座
■□□■    【9月20日配信】 第740号
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┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


本日のメルマガは、今、ヤバいよヤバいよと言われている

大塚家具の話をさせて頂ければと思います。


■島根県と鳥取県の人は集合!
【松江】10月12日 18:00〜
200社に足を運んでわかったお客さんがホイホイ集まる法則
「儲かっているお店はココが違う!」
https://www.nikkei4946.com/seminar/seminar.aspx?ID=2535&TYPE=


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何が間違っていたのか?

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仕事で大塚家具の原稿を書かなくてはいけなくなり、

過去の決算書を集めて情報収集しているんですが、

一つ分かったことは、現社長の大塚久美子社長は、



そんなにしくじった経営をしたわけではなかったんだな、

という事実なんですね。




前社長の大塚勝久社長の時代から売上は落ちており、

そこそこジリ貧の状態で久美子社長にバトンタッチしたわけですから、

もう売り上げ回復の選択肢としては



「一発勝負」に出るしか方法がなかったわけです。



で、久美子社長は4つの戦略を打ち立てました。


1・専門店・小型店による多店舗経営

2・プロフェッショナルによる提案サービスを前面に

3・商品とサービスのオムニチャネル化

4・購入だけではない新しい選択のご提供(レンタル・中古品販売等)


このように既存のビジネスモデルをぶっ壊して、

ゼロからの勝負に打って出ることになったんですね。



ちなみに、私が久美子社長の立場だったら、

同じ戦略を取っていたと思います。



そもそも赤字経営に陥ったのは

人件費がかかりすぎる従来のビジネスモデルが問題だったわけであり、

勝久社長の経営スタイルを続行すること自体が無理だったんです。


だから、久美子社長は会社に体力があるうちに、

大きくビジネスモデルを転換させて大勝負に打って出たわけであり、

ハイリスクハイリターンを取りに行った経営者の判断としては

そんなに的外れな手法ではなかったと思うんですね。




でも、結果的に大勝負は裏目に出て大赤字に転落。

今では身売りの話が出るほど苦しい状況に追い込まれています。



では、一体、久美子社長は何を間違ったのか?

誤解を恐れずに言わせていただければ、私は久美子社長自身に、





ネットビジネスに対する

知識と経験の不足が原因だったのではないかと思っています。





ちょっと順を追って解説しますと・・・。




まず、売上げを伸ばしていくためには、当たり前のことですが、


「客に来てもらう」「客に買ってもらう」


という販促を強化しなければいけません。


そして、その「客に来てもらう」「客に買ってもらう」というのは、

実店舗を増やすか、ネットで集客、もしくはネットで販売をするか、

この2パターンしか選択肢がないわけです。



そう考えると会社の体力が限られている状況下においては、

実店舗を全国にバンバン建てていくことはできませんから、

ネット販売やネット集客、ネットを活用した情報発信を強化して、

売上げを伸ばすしか方法はなかったんだと思います。



しかし、残念ながら久美子社長には、

ネット販売の知識はありませんでした。


ご存じの通り、彼女は銀行出身なので、

たぶんヤフオクもやったこともなければ、

リスティング広告の運用もしたことがないし、

ブログのコンテンツ記事を制作する経験もなかったと思います。



つまり、経営者としてネット販促に力を入れたほうがいいと思っても、

うまくいくかどうかを判断する経験材料がないから、

結果、ネットを活用した販促に思い切った投資ができなかったことが、

4つの戦略を潰してしまった要因になってしまったんです。





いいですか?





人間は未経験のことには、

どうしても臆病になってしまうものなんです。


実店舗しかやったことがない人に対して、

ネット通販をやれといっても、成功するイメージがつかないから、

やっぱりお金や人を投資が中途半端になってしまいます。



これは実店舗やネットだけの話ではありません。



楽天しかやってこなかった人は、

自社サイトやヤフーの運営に力が入らないし、

メルマガやブログしかやってこなかった人が、

インスタを活用した販促ができるわけがないんです。



このようにビジネスにおいての“二刀流”というのは、

実はなかなかうまくいくものではありません。



久美子社長も、

「これからの時代はネットが大事だな」ということは、

頭の中ではとても理解はしていたんだと思います。



でも、自分自身でネットショップを運営したことがないし、

SEO対策もリスティング広告もやったことがないので、

いくら周囲にネットに詳しい社員やコンサルタントがいたとしても、

成功するイメージが湧いてこないから、

社運を賭けた大勝負にネットを活用することに、

二の足を踏んでしまったんだと思います。




これが、もしですよ。




久美子社長が一橋大学を卒業して銀行に就職するのではなく、

楽天市場に就職したり、どこかのネットショップに転職していたりして、

ネット販促を肌で感じていたら、

ピンチに陥った際にほとんどの予算をネット販促に投資して、

同時に実店舗を縮小して、ネット販売で売上を復活させるという、

V字回復ストーリーが実現していたかもしれません(もちろん結果論ですが)。




でも、それを成功に導くためには、

経営者本人がネットショップやネット販促を実践して、

成功体験を持つ必要があったんだと思います。





さてさて。




みなさんの会社も、実は大塚家具のように、

大勝負に出ようと思っても、経営者の経験不足で

中途半端な戦略になってしまっているようなことはありませんか?



ネットショップをやったことがない経営者に、

「ネット販売にもっと力を入れましょう」といっても、

それは土台無理な話なんです。


どんなに優秀な人材を集めて、どんなに優秀な商品があったとしても、

それを売るか売らないかを判断するトップの人間が


「そこまでネット販促に投資できないよね」


と疑ってしまった時点で、

もうすでにその会社はゲームオーバーなんだと思います。



人間は自分が想像している以上のことができるほど、

器用ではないですからね。




■そんなリアルな商売の話を大阪で!

【大阪】9月28日(金)「ネット通販成功戦略セミナー」
アマゾン・楽天・ヤフーショッピング&自社ショップの成功ノウハウを伝授
http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201807/D41180928012.html

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編集後記

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大塚家具が赤字に転落したのは、

今までネット販促に力を入れてこなかった

先賢の目がない勝久社長に原因があったと私は思っています。


久美子社長が引き継いだ頃には、

従業員は多いし、高給取りだし、

それでいてネットの知識はないし、対面接客しかできないしで、


もうすでに抱えている人材の能力が時代遅れだったこともあって、

仮にお金があったとしても、

新しく始めた事業の売上を伸ばしていくだけの「人」がいなかったことが

久美子社長の新しい戦略を

台無しにしていまったところがあるんだと思います。



こんなことを言ってしまったら身も蓋もありませんが、

私がもし久美子社長の立場だったら、

会社の状況を冷静に判断して、



「こんな会社、誰も継がねぇよ!」



と捨て台詞を吐いて大塚家から飛び出していたと思います。


だって、社長の父親は1本線が切れているヤバい人だし、

失敗したらボコボコにされることは分かっていたので、

こんな泥船のような会社の船長になることは、

やる前から分かっているようなことだったと思います。


しかし、それを理解した上で、

久美子社長は大塚家具を継いだということは、

使命感や従業員を守りたい気持ちもあったと思いますが、

それ以上に、



「ネットを活用すれば大塚家具はなんとかなるんじゃないか」



という認識の甘さがどこかにあったんだと思います。



ここでもし、1年でもいいから、

久美子社長がヤフオクで中古品を売った経験をしたり、

楽天でネットショップを自ら作って運営した経験があれば、


「やっぱりネットで家具を売るのは大変なのね」


という認識が生まれて、

そこから大塚家具に第二、第三の新しい戦略が生まれて、

運命は大きく変わっていたのかもしれません。



まぁ、全ては結果論になってしまいますけどね。



好調だったのに

2018年09月04日 | 仕事
20日締め後の受注状況がなかなか良好で一気に行くかと思われた9月ですが、
少し停滞気味になりかけているような気がします。

そこにこの台風でお客様は休業になったり。。。

ちょっと水を差された感じです。

終ってみれば普通になりそうです。

悪かったにだけはならないように頑張ろ。。。