まーじょのつぶやき

まーじょの気まぐれ日記
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私の中のあなた

2009-10-12 19:45:23 | 映画
白血病の姉を救うために遺伝子操作で生まれてきた妹が、
自分に加せれる医療行為の停止を求めて、両親をを訴える!
と言う宣伝文句に乗せられて、観てきました。

ネタばれ注意報発令

<あらすじ>
11歳の少女アナ(アビゲイル・ブレスリン)は、白血病の姉ケイト
(ソフィア・ヴァジリーヴァ)に遺伝子の型が合わない両親に代わって
臓器を提供するためのドナーとして、遺伝子操作によって
この世に生まれた。

母サラ(キャメロン・ディアス)は愛する家族のためなら当然と信じ、
アナはこれまで何度も姉の治療のために犠牲を強いられてきた。

そんなある日、「もうケイトのために手術を受けるのは嫌。
私の体は、自分で守りたい」と、アナは突然、両親を相手に訴訟を起こす。
しかし、その決断にはある隠された理由があった・・・。



ひと昔前ならあり得なかったストーリーでしょうが、
アナちゃんは姉ケイトちゃんを救うために計画的に生まれた
(産み落とされた)試験管ベイビーです。

また、進行の早い悪性の白血病に冒されてしまった姉ケイトちゃんも、
医療技術の進歩で生まれてきたアナちゃんに助けられ、
ここまで生き延びて来れた・・・。
生まれた時代が違っていたら、恋をする年まで生きては
いられなかったかもしれない・・・。複雑です。

大病を患ったお子さんを抱えているご家族は、
我々が簡単に想像できないほど大変ご苦労されていると思います。
全てがその子中心になり、ご両親も仕事を犠牲にしなきゃいけないだろうし、
その子の兄弟らも二の次にされ、両親からの愛情に飢えてしまう・・・。
と言う事もあり得るでしょう。

母親サラは看病のため弁護士と言う職業を諦めます。
更に、娘ケイトを救うため、遺伝子操作で子供を産むと言う
究極の選択をします。

そうしてこの世に生を受けたアナちゃんは、生まれた時から
臍帯血を提供したり、骨髄穿刺したり・・・判別付かない幼い頃から、
姉のために犠牲を強いられながら、育ってきました。

も~手術室で”ヤダーーー!怖いーーー!”と泣き叫んでも、
看護婦さんや両親に押さえつけられちゃって、
観ていられませんでした。

ケイトちゃんも突然、鼻血が止まらなくなっちゃったり、
薬の副作用で胃の中のモノ全部と言うか、それ以上のモノを
吐きまくったり、入退院を繰り返しています。
髪の毛が全部抜け落ちちゃって、年頃のお嬢さんだと言うのに、
居合わせた一般の人に気持ち悪がられちゃったり。

また、もうひとりの兄弟ジェシーくんも、ご両親の愛情に
飢えていたからなのかな・・・失語症になっちゃって、
両親に説得され、泣きながら遠い専門の学校に行かされます。

このアナちゃん・ケイトちゃん、ジェシーを演じた子役さん達が
うまいの何のデス
キャメロン・ディアスも髪の毛を剃っちゃったりしていましたが、
ケイトちゃん役のソフィア・ヴァジリーヴァちゃんは髪の毛はもちろん、
眉毛まで剃っちゃって、も~演技とは思えない!体当たりな演技でした。

ひとつ間違えば、ケイトちゃんの存在を恨むであろう兄弟なんだけど、
彼女達は健気に姉の看病をします。それが当たり前だから。

娘ケイトのために、ちょっとやり過ぎかな・・・と思えるサラの行動。
アナちゃんの意思を無視して、彼女の身体を傷つける。
ケイトちゃんの意思を無視して次の措置を担当医に頼む。
でも、目の前で苦しむ娘(ケイト)を黙って見ている事は
できないですよ・・・。
しかし、そのために自分の娘(アナ)を犠牲にしていいのか?デス。

また、ケイトちゃん自身も、自分のために犠牲になっている
アナちゃんに申し訳ない気持ちでいっぱいだし、
自分のために両親がけんかしたり、家族の絆が壊れて行く事にも
心を痛めます。
そして彼女の考えた選択は・・・。

いろんな意味で考えされられた映画のひとつとなりました。

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