12月31日、BSフジで放送されたクォン・サンウ主演『マルチュク青春通り』を観た。
今夏、『恋する神父』と同時期に公開されていたもの。
いくらカッコいいサンちゃんでも、27歳?にしてガクラン姿はあり得なぁ~い!で
パスした作品でござい。
舞台は1978年、軍事政権下にある韓国。
ソウル郊外のマルチュク通り近くにある男子校にサンチャン演じるヒョンスが転校してくる。
ヒョンスは当時大ブームだったブルース・リーに心酔していて、
同じファンであるクラスの番長ウシク(イ・ジョンジン)と意気投合。
そんな中、通学のバスの中で見かけたオリビア・ハッセー似のウンジュ(ハン・ガイン)に一目ボレ。
が・・・内気なヒョンスはなかなか自分の想いを打ち明けられない。
そんな悶々とした日々を送っている間に押しの一手でアタックした親友ウシクに
先を越されてしまい、あっけなくウンジュに失恋してしまうヒョンス。
この後まだまだストーリーは続くのであるが~説明はこのくらいに止めておきましょ!
高校に常に軍人さんがいるって言うのは、あちらでは当時フツーだったんでしょうかね?
オレンジ色の体操服に着替えるや否や、ブルース・リーごっこが始まっちゃうのはどこでも一緒?
うちの学年はブルーだったけど、それでも当時の男子ぃ~には、
自分をブルース・リーだって思い込んでる猛烈なファン、確かにいた!いた!
新聞紙丸めて繋いで、ヌンチャクに仕立ててた子いたっけなぁ~。
懐かしいぃぃ~。
でも、彼らの憧れがブルース・リーだったか、ジャッキー・チェンだったか定かではない。
ブルース・リーだったら、再放送された『死亡遊戯』あたりにハマっていた世代かな~?
遠い記憶の彼方なモンで、思い出せないや。
ただでさえ血の気の多い高校生、しかも男子校が舞台であるから、
この作品にも何度か乱闘シーンが出てくるんだけれど、相変わらず極端すぎるよぉ~。
もぉ~徹底的にボッコボコにしないと終わらないのね、韓国ものは・・・。
日本じゃあれだけやらかしたら、警察沙汰ですわよ。
ヒョンスったら、失意のあまり、トッポギ屋のオバサンとの濡れ場?もある。
あの年代、早く経験したいって思う年代だから相手が誰でもいいって場合もあるんだろうけど、
え”ぇ~!!あんなオバサンと一線越えちゃっていい訳??と思ったがぁ~。
しかしだ。考えてみれば、彼女の年齢設定は今の我々と同世代になるのかしら?
と頭をよぎったら、とっても複雑になった。_| ̄|○
高校生から見たら、あんなオバサンに見えちゃうかもぉぉ~。
結果的にはセーーーフ!!だったから、ほっとしたけどさ?!
憧れのヒロイン・ウンジュ役を演じたハン・ガイン。
今や、サンちゃんと『悲しき恋歌』で共演したヨン・ジョンフンの奥さん。
彼は現在、兵役についているけれど、一家の主と言う事で在宅勤務らしい。
と、番組紹介の中で佐々木アナが言っていた。
オリビア・ハッセー似って随分古い?女優さんを引っ張り出すね~と思ったが、
この作品の時代背景とも関係した例えだったらしい。
ウンジュよ!ど~してヒョンスじゃなくてウシクと付き合っちゃう訳ぇ~??
だったんだけれど、番長ウシク演じるイ・ジョンジン・・・。
何となく、若かりし頃のヨンさまに見えなくもないか??
でも、彼に限らずだけど、鼻で笑うのだけはど~も好きくなれないしぐさだわい。
佐々木アナも言っていたけれど、サンちゃんは『恋する神父』で演じたような
強気な女性に翻弄される内気な男性がハマり役なのかも。
ヌンチャクを振り回し、自慢のモムチャン披露しているサンちゃんもいいけれど、
好きなんだけど好きと言えない・・・。友達が彼女を好きならボクは黙って引きましょう!
みたいな、そんな心の優しい役どころが彼には合っているね。
この作品のラストは、私的には納得できん。
ノスタルジックな淡い初恋物語・・・。最後がハッピーエンドになるとは限らないけど、
それにしてもヒョンスとウンジュはそれでいいのかぁぁ~!!と
暴れたくなるような最後だった。
青春真っ只中!な映画なんだから、スカっっ!とメデタシ&メデタシで
終わってくれてもよかったのになぁ~。
で終わると、サンちゃんファンが暴れだすからぁ~??
短髪サンちゃんより、やっぱ、ちょっとロン毛サンちゃんの方が私的には好きやわ。
『マルチュク青春通り』 - 公式サイト
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