まーじょのつぶやき

まーじょの気まぐれ日記
B'z、BonJovi、トンにEXILE。
興味のあるもの、本音でトークします!

ボヘミアン・ラプソディ

2018-11-10 20:52:33 | 映画

しきりにCMが流れている『ボヘミアン・ラプソディ』。
公開初日に観てきました。

【あらすじ】
1970年のロンドン。ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリー
(ラミ・マレック)は、ボーカルが脱退したというブライアン・メイ(グウィリム・リー)と
ロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のバンドに自分を売り込む。

類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコン
(ジョー・マッゼロ)も加わってクイーンとして活動する。やがて「キラー・クイーン」の
ヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道や
メンバーとの衝突に苦しむ。

ネタばれ注意報発令
映画の始まりが、ブライアン・メイ先生が弾く20世紀FOXのファンファーレだったんです。
おぉぉぉ~ブライアン先生のギターだ!と思った瞬間、テンション上がりました。

メンバー役を演じた4人の役者さん。
ファンの皆さんからしたら、不満もありましょうが、よく似てたと思いますよ。





最後の20分は85年のLIVE AIDステージの再現なのですが・・・。
YouTubeで当時放送された映像を見てみたら、立ち位置、振り、
コップの位置に至るまで、笑っちゃうほど”同じ”でビックリしました。
LIVE AID、日本でも放送あったのかな~?あったような気がします。
でも、観た記憶はありません。
なので、彼らがあのステージに立つ前、フレディがソロ活動してて、
グループは活動休止状態であった事も知らなかったし、
解散寸前状態だった事も知りませんでした。
オトナの世界っていろいろあるんですね。



レコーディング風景は面白かったです。
今の技術だったら、顔を合わせなくても、東京とNYにいたとしても、
録音技術でまるでその場でハモっているようにできちゃうけど、当時はないもんね。
彼らはコーラスが売りでもあったから、かなりな回数録音を重ねたってな事は
聞いた事がありましたが、他にもいろいろ工夫した音作りをしていたんだって事が
嬉しかったです。


遠い昔・・・アタクシが中学生の頃。
洋楽が全盛期でございまして、中でもロック好きはKISS、QUEEN、AEROSMITH(少数派)で
宗派が分かれておりました。
アタクシはKISS派でございまして、あの白いお顔を追いかけておりました。
今にして思えば・・・。
もし、QUEENに目覚めておったら、英語の成績がもっとよかったかもなぁ~。
ちゃんとした歌詞だもの。

しかしながら、毎週チェックしていたチャートでは上位を争っていた仲ですので、
彼らのヒット曲も自ずと耳にしていて、『TEO TORIATTE』(確か、日本だけの
シングルカットになったはず)を聴いた時には、すげぇ~と思いました。

今ではアジアの音楽マーケットとして、日本はほぼ中心で認められていると思いますが、
30年前?40年前?は”遠い異国の地”だったでしょう。
そんな遠い異国の地の熱い声援に彼らは答えてくれた訳です。

でも、メンバーの名前と顔は一致しているけれど、ファンではなかったから、
よく知らない。そのうち、ヴォーカルのフレディ・マーキュリーがAIDSで
亡くなったニュースが流れました。

音楽雑誌の情報しか知らなかった当時。
カッコいい彼らのポスターを貼り、キャーキャー言っていた当時。
メンバーは仲が良かったと疑いもしていなかったし、
酒浸りで、疲れをとるためにドラッグに手を出したりとか???
契約のゴタゴタとか、業界のルール?お作法?があるなんても知らかったし。
ミュージックライフぐらいしか情報を得る手段がなかったので、
毎月買って読んではいたけれど、書けない事もいっぱいあったんですよね!きっと。

強いて言うならば・・・。
フレディの死はニュースで知りました。けど、それだけでした。
葬儀がどうなったとか、お墓がどうなったとかは知りません。
AIDSで亡くなったのは知ってるけど、発症後、彼がどう言う状態で、
他のメンバーはそれを知って、どう言う話し合いが行われたのか。
一緒にツアーするんだったら、気をつけなきゃいけない事とかあったでしょ?
映画にするにあたり、かなり美化しているはずなので、
事実はどうだったのか、あちらでもAIDSだと噂が出て、マスコミ対応とか
あったはず。もっとドロドロしていたんじゃないかと思う訳です。

キムタクのドラマでQUEENの曲が使われ、ベスト盤を買いました。
大人になってから聴く彼らの音楽は歌詞が奥深く、心にしみました。
発症前に作った曲も含めて、まるでフレディの死を予言していたかのような、
運命をわかっていたような歌詞ばかりに思います。
あの頃、AIDSは特効薬がなくて、発症したら死しかなかった。
宣告されて、彼がどう感じ、どう気持ちを切り替えてステージに立っていたのか。
もっと壮絶だったと思います。
その辺の事をもっと描いてほしかった、知りたかったです。

ボヘミアン・ラプソディ - 作品 - Yahoo!映画

映画『ボヘミアン・ラプソディ』本編映像「Higher」



Queen - Live at LIVE AID 1985/07/13 [Best Version]


 


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2 コメント

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良かった! (mobile)
2018-11-12 09:39:17
 実に良かったのです!人物の掘り下げ方がヨワかったり、ライブ・エイドに出たいっ!という動機の描き方が曖昧だったりはするものの、メンバーのエピソードを散りばめて再構成し、ファンをグイグイ引っ張ります!(ブライアンがフレディーの妹にちょっかいを出すシーンなんか、実に『クイーンあるある』ですねー!)。

 特に『ライブ・エイド』を完全再現(!)のラスト20分は必見!ウェンブリーに行けなかったファン全員への超特大クリスマス・プレゼントですっ!今までクイーンのファンを続けてきたヒトたちへの『ご褒美』に違いありません!

 是非観に行ってください。いや行くのです。行け!ゼッタイ行け!
返信する
mobileさんへ (まーじょ)
2018-11-12 22:57:31
mobileさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
限られた上映時間で数あるエピソードを盛り込むには限度もありましょう。
でも、ファンでなくても楽しめましたし、彼らが全盛期の頃、雑誌に書いてあることを信じていた訳ですが、実際、彼らの身の上ではいろいろな事が起こっていた訳で。
美化されている部分も多かったかもしれませんが、ファンにとってはそれでもありがたい事。
紆余曲折あったんだな!と勉強にもなりました。
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