6月25日に急逝したマイケル・ジャクソンのロンドン公演『THIS IS IT』の
リハーサル風景を映画化したドキュメンタリー。
マイケル全盛の頃は、右を向いても左を向いても、
『Billie Jean』だ、『Beat It』だ、『Thriller』だ、だったから、
振付覚えちゃうくらい聴いたし、PV観たし・・・。
でも、最近のマイケルは整形手術の事や奇行やらのゴシップばかりが
話題となり、すっかり彼の曲は目立たなくなっていたし、
音楽活動してるの?ぐらいしか思わなかった。
が、こうして生粋のミュージシャンとしての姿を目の当たりに見ると、
やはり、マイケルの生まれ持った才能と音楽に対する姿勢は
プロ中のプロだなと思わざるを得ない。
映画の冒頭、オーディションを勝ち抜いてマイケルと同じステージに
立とうとしているバックダンサーさん達のインタビューでホロリと来たさ!
無名の彼らが実力で勝ち取ったバックダンサーの地位。
”King of POP”、”世界のマイケル”と同じステージに
立てるなんて、夢中の夢・・・。
オーディションの事は2日前に知って、急いでヒコーキに乗って駆けつけた。
さすがに選ばれた人達はすごいの
その中心に立つマイケルは、それ以上にすごい。
いろいろ彼の中で調整しながら、スタッフと相談し、
ファンのためにベストなパフォーマンスと音を探していく。
それは美空ひばりさんに匹敵する以上のモノを感じた。
彼女も幼い頃にヒットした曲を唄う時は、その頃のキーをキープしていたと聞く。
お客さんは、あの頃のひばりの唄を望んているから。
マイケルも同じであった。彼の中にはベストなキーとテンポが
インプットされており、誰が何と言おうと曲げない自信を持っていた。
ズホンの中にシャツを入れている・・・ダンスの邪魔になると言うのも
あったのかもしれないが、彼独特なファッションからも、
この人はめっちゃ真面目な人なんだ・・・と、改めて思った。
この映画になったリハーサルの模様は、ロンドン公演が成功し、
DVDが発売される時に”メイキング”としてつけられるモノだったかもしれない。
はたまた、ただの記録として残されるモノだったかもしれないが、
リハーサルだけでも十分楽しめる内容になっていた。
このギターのガールズロック出身なのかな?のおねーちゃんも
ものすごくカッコよかったし、いい音出していた
コーラスさんも他のバックバンドの皆さんもすごいの何の
マイケルのほしい音に即座に反応できるなんて、
マイケルのバックにつくくらいだもんね。
そんじょそこらのプロミュージシャンではないでしょ。
残念ながら、マイケルがこの世を去った事で本番は
封印されてしまったけれど、実現してたらすごいステージに
なっていた事だろう。
リハーサルだから、マイケルはベストな音を模索しながら
唄っているから、これが彼の全てではないと思うが、
プロってすごいな・・・。
やっぱ、キングと言われるだけの事はあるな。
を感じさせるには十分以上のモノがあった。
マイケル・ジャクソン THIS IS IT - オフィシャルサイト
マイケル・ジャクソン THIS IS IT - goo 映画
Michael Jackson\'s \"This Is It\" (Official)
同じ時代を生きてきた者なので聞きなれた曲ばかりだったし、彼の才能とセンスと音に対するこだわり、オーディエンスに対する見せ方、そしてファンが望んでいるものに答えようとする姿勢はどれも『KING OF POP』といわれるだけあるとつくづく思いました
ホントに50歳なの思うぐらいダンスもキレテましたね~
やっぱり天才なんだわ
なのにあれだけの大スターなのに偉そうにしてないところがまたすごい
それだけに彼の人の良さや優しさそして寂しさみたいなものも感じましたけど
あのダンサーのオーディションで最初多人数で踊ってたところから、選べるのかって思ったけど選ばれた人のレベルの高さはハンパ無かったですね
もちろんバンドもコーラスもプロ中のプロ、トップレベルの人たちだけあってマイケルの要求に即座に答えれるのはさすが
私はあのギターの女の子、今まで聞いた女の子のギタリストの中ではピカイチだと思いました
マイケルはまだウォーミングアップだって言ってたけど、それであの仕上がりって本番が行われてたらどんだけだったんでしょうね
ライブの感覚で見れたので、1曲ごとに終わったら拍手したり声出したりしそうになるのを必死でおさえていました
映画が終わった時は拍手がおこって、『マイケル』って声をかけてる男の人もいました
本当にもったいない惜しい人を亡くしてしまったと思います
あれで本番になったらと思うと、ホントに残念!
ダンサーさんのオーディションもハンパじゃないし、
やっぱ世界のマイケルと同じステージに立てる!と思ったら、
その可能性が少しでもあるなら!世界各国から駆けつけちゃいましょうぞ。
ファンじゃなくても十分楽しめる内容だと思うし、
こうやってステージって作られていくんだ・・・って見せてくれた事にも感謝。
ゴシップではイヤなヤツかな?って思ってましたけど、
何に対しても感謝を忘れない、スタッフにも驕った態度を取らない、
とっても紳士な人だったんだと思いました。
本物のステージはもう観られないけど、これは観てよかったです。