『20世紀少年』ととっちにしようか迷った挙句、『ハンコック』を観てきた。
ネタbれ注意報発令
<あらすじ>
超人的なパワーを持つハンコック(ウィル・スミス)は、
酒浸りでキレ易く、力の加減ができない嫌われ者のヒーロー。
ロスアンゼルスで起こる事件や事故の解決に力を貸すが、
同時に大きな損害を与え、市民から厄介者扱いされている。
そんな彼に命を助けられたPR会社の社員レイ(ジェイソン・ベイツマン)は、
彼のイメージ回復し、真のヒーローになてもらうべく、様々な戦略を寝る。
レイの指示で刑務所に入ったハンコックであったが、
そこには彼のお陰で務所を余儀なくされた凶悪犯達がゴロゴロしていた。
そんな姿を複雑な気分で見つめるレイの妻メアリー(シャーリーズ・セロン)。
実は彼女もハンコック同様、超人的な能力を持っているのだが、
それを隠し、普通の人間としてレイ達と暮らしていたのだ。
自分と同じ能力を持っている人間がいる存在に驚くハンコック。
そして、彼の記憶から消された彼女との関わりが
明らかになっていく・・・。
いとも簡単に空を飛べて、バズーカ砲で撃たれても、
その弾を軽くはじいてしまうパワーを持つハンコック。
なぜ自分だけこんな能力が備わっているかわからず、
その力を持て余して孤立している状態。
ゆえに酒浸りとなり、キレ易い性格も災いして、
渋々事件解決に力は貸すけど、物は壊すわ、人は傷つけるわで、
みんなの厄介者となっている。
なぜ彼にそんな能力があるのか謎のまま、映画はスタートしている。
やがて自分と同じかそれ以上の能力を持つメアリーと出逢い、
その謎が解かれていくんだけど、彼らは紀元前から生きているらしい。
最初はFBIとかが凶悪事件を解決するために極秘で作った
人造人間か?と思ったが、紀元前から生きているって事は
そうじゃないみたいで・・・。
彼らは年を取らない不老不死らしいのだが、彼らふたりが近づくと、
その能力はゼロになってしまうと言う弱点があったのよ。
だから、メアリーは彼の記憶を消し、
ヒーローとして生きていってほしいと彼の前から姿を消したらしいのさ。
って説明されても、”で、アンタ達は何者な訳??”で謎が残る。
メアリーがハンコックと同じ能力を持っていると言うのが
バレた時の変わりようもちょっとヘン。
それまでビンの蓋も開けられないほどの力のないメアリーを
演じていたのに、いきなり破壊王に変身だもの。
そのヘンの展開は面白かったけど、
強いメアリーに変身したとたん、メイクが変わります。
わかりやすいっちゃわかりやすいけど、これはちょっと極端過ぎ。
そうね~。
ヒーローと呼ばれている人の中にもぐうたらな人もいる訳で、
「何でオレでなきゃイケない訳?」と、その目的を見失ってる人も
いる訳で、自分にだけ備わった特殊能力はその生かし方を間違えると
大変な事になるのよ~。
だから、自分とちゃんと向き合って理解しなさいねぇ~って事を
いいたかったのかな?
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