![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/48/914ae1f9a8c1fee3b9119c627dea0d4c.jpg)
古い写真は元々なぜか大好物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/0e/415f1a16b888673ddbd21f0a6c07e9ec.jpg?1653193240)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/a7/dd6963b4b002ddc1688156be01700287.jpg?1653193508)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/4e/57c0947424d6e844c2c4f5740d59eb32.jpg?1653193729)
とくに今と昔を見比べたり
古地図に思いを馳せたり
もう元には戻らないのに
わかっているのに
わかっているからこそ
思いを馳せる
最近古い写真を持って
おそらく此処だろうという場所へ行ってみた
写っているのは両親
父は17年前に
母はこの年末に旅立って行きました
残されたはたくさんの母の持ち物
出てきた写真
これを持ってその場所を
確かめずにはいられなかった
おそらくたぶん見つけられないだろうという写真はこれだった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/0e/415f1a16b888673ddbd21f0a6c07e9ec.jpg?1653193240)
場所は京都・円山公園なのはわかっていた
でも背景に手がかりが何もない
ここに私も座れるか…
向かって右側は母の一番下の弟
ひょうたん池や坂本龍馬像のあたり
うろうろして
ん?と気づいた細い竹を編んだ柵
でも石の高さが違う違う
そこは有名な枝垂れ桜の所
ぐるっと回って行ったら
見つけました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/a7/dd6963b4b002ddc1688156be01700287.jpg?1653193508)
石のかたちが同じです
長い年月が経ってもそこにいてくれました
およそ60年前
3人が座った石
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/4e/57c0947424d6e844c2c4f5740d59eb32.jpg?1653193729)
ちょっと涙が出ました
写真を撮る私の背後に立つ枝垂れ桜も
とても大きく育ちその枝を垂らしているので
私のうるうる顔を上手く隠してくれました
古い写真の3人の背後には
桜があるのかないのか
わからないくらいですが
今は大きく大きく育って
円山公園の春の風物詩になっています
時の流れを教えてくれます
こちらの石にしばらく座って
ありがとうを何度も繰り返しながら
次は大谷祖廟に向かいました