一日中歩き回ってくたびれた虫ののクレリアは、寝心地のよい枝を見つけ、
体を伸ばして休みました。
うっとり目を閉じると、次々にいろいろな虫たちが休ませてほしいとやってきます。
そのたびにクレリアは、眠いのを我慢して「いいわよ。にょろ。」と言って
少しずつ縮んで場所を譲ります。
そしてとうとうクレリアの姿が・・・。
ほのぼのとした絵にひかれて読み始めましたが、せつない気持ちになりました。
でもクレリアのやさしさが伝わって、心がやさしくなるような絵本でした。
クレリア―えだのうえでおきたできごと
セーラー出版 (1999/08)
マイケル グレイニエツ (著)、 ほその あやこ (翻訳)
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