たんぽぽ絵日記

ふと思ったことを書いてみたいです。

ピン・ポン・バス

2012年03月12日 | 絵本

どこかの田舎町の駅前からバスが発車して、終点までを描いた絵本です。

いろんな人が乗って、いろんな人が降りて、バス停に停まるごとに

「ピンポーン 」の音が鳴ります。


運転手さんは、バスに手を降る子の近くを通るときは

ゆっくり走ったり、お婆さんが乗ると座席に座るまで発進を待って

いたりと、昔ながらの気持ちに余裕があった頃のバスに一緒に

乗っているような感覚になりました。

小さい頃にバスに乗った時、誰が降りる時の「ピンポーン」を

押すかで兄弟げんかになったことを思い出しました


今風の絵柄ではないのですが、ちょっとなつかしいような

あたたかい気持ちになります。

細かく描写もされていて、文以外のところでもお話を楽しめます。

バスの運転席もかなりリアルに描かれてました。



 ピン・ポン・バス
           偕成社 (1996/10)
    作: 竹下 文子、 絵: 鈴木 まもる










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