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日々のあれこれ

イチロー 次々と大記録へ布石

2015-08-19 12:40:50 | スポーツの部屋
「ブルワーズ-マーリンズ」(18日、ミルウォーキー)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は「2番・右翼」で出場し、1試合4安打を記録した。13年7月28日のレイズ戦以来、通算51度目の1試合4安打以上で日米通算安打は4197本(メジャー2919本、日本1278本)。メジャー歴代最多のピート・ローズの記録まであと59本、メジャー通算3千安打まであと81本とした。

 前日は5打数無安打と見せ場をつくれず、悔しい思いをしたイチロー。この日は、初顔合わせの右腕クレイビーに対し、初回1死走者なしの打席は遊撃内野安打。1ストライクからの2球目、145キロの外角高めツーシームを三遊間へ放つと、ツーバウンドで処理した遊撃手が送球にもたつく間に一塁を駆け抜けた。後続の適時三塁打で先制のホームを踏んだ。

 3点リードの二回2死一塁の打席は右飛。2ボールからの3球目142キロのツーシームを振り抜いたが、ライナー性の打球はフェンス手前のアンツーカー部分で押さえられた。

 7-0の三回2死一、二塁の好機は中前打。カウント2-2からの6球目、126キロの外角低めカーブをライナーでセンター前へ運んだ。

 3点リードの五回2死二塁の場面は2番手右腕、ゴーフォースから遊撃内野安打。2ボール1ストライクからの4球目、151キロの速球を叩きつけ、遊撃手の送球がわずかに逸れる間に一塁を駆け抜けた。次打者の2球目には今季10盗塁目となる二盗を成功させて日米22年連続2桁盗塁をマーク、メジャー通算497盗塁とした。プラドの適時打でこの日2度目の得点を記録した。

 5点リードの七回2死走者なしの場面では左中間二塁打。4番手右腕、クネイベルに対し、カウント2-2からの5球目、153キロ速球を鋭く弾き返した。