独り言４３５

久しぶりの更新ですが、ちょっと長いです

今日は、朝8時に会議があるってことで学校に行ったんですが、予想通り私たちはやることもなく、ただ顔を見に行っただけでした

1時間ほどで帰っていいことになったので、お昼を食べてから、行った方がいいとお勧めされた場所へ行ってみることにしました

それは「偽満皇宮博物院」という、満州国皇帝の宮殿です



いきなり出口から入ってしまうという失敗を経て入り口へ

５０元ぐらいで入れるんじゃないかと思っていたら、８０元もかかってびっくり

でも、高いだけあって綺麗に整備されていて、ちょっと覗いただけですがトイレも大丈夫そうなトイレでした



さすが国家AAAAAクラス観光地になっているだけのことはあります



入り口に書いてある文章

　偽満宮廷の以前の様相を知りたいですか？
　溥儀のその風雨にさらされた人生を知りたいですか？
　偽満皇宮はその全景を展示して、そこに近づくよ。

なんだか軽いノリの日本語になっています

でもここにあるのはそんな軽いノリのものではないんですけどね



馬場があって乗馬ができるらしいですが、私たちが通ったときは馬は一匹もいませんでした



平日の昼過ぎだから空いていて、入り口のおじさん達も暇そうです



宮内府です

事務室とか会議室などや、いろんな人物の説明みたいな展示がありました



近くの建物には、寝室や応接室の他に教室もあって、人体模型君がいました



口の字型の勤民楼はちょっといい感じの建物




分かりにくいけど窓は二重です
冬は－３０度の地域なので、寒いですからね



軍服とかいっっっぱい飾ってありました



日満議定書が調印された机




隣の建物に中からつながっていました

ここは映画「ラストエンペラー」で使われた場所だそうです



時々いる蝋人形がよくできていて、覗いたときにびっくりするというのを何度もしてしまいました


久しぶりに早起きしたせいもあってか疲れてしまったので、全体の半分くらいをさーっと見て帰ってきたのですが、他にも見るところはたくさんありました

たぶん、見なかったところを見たほうが歴史の勉強としてはよかったような気がします

見たら暗い気分にはなっただろうけれど

中国人の団体客が何組かいて、係りの人がガイドをしていて、私の中国語能力では何を言っているかよくわからないんだけれど「リーベン（日本）」って単語がすごくたくさん出てきているのはわかりました。

その説明の声が聞こえるとなんとなく複雑な気持ちになり、日本人だってばれないように大人しくしていました

タクシーの運転手さんにも「韓国人かい？」と聞かれて「はい」と答えたくらいです

まあ、それはいつものことですが
（韓国人が多いので、中国語が下手だったり中国語じゃない言葉を話していると大体韓国人だと思うらしい。そして私は「日」の発音が苦手であまり言いたくない。）


中国語、英語、日本語で説明が書いてありますし、一応日本語のパンフレットもおいてありました

中国の歴史に興味のある人にとってはかなり見る価値があるのではないでしょうか


いつもどおり、その他の写真はフォトチャンネルからどうぞ

偽満皇宮博物院