おしよほブログ

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2021/05/29 お天気入門塾(仮)

2021-05-31 19:14:24 | 日記

①そもそも高気圧・低気圧って何?

高(低)気圧・・・周りに比べて気圧が高い(低い)領域
→高い低いに基準はなく,相対的なもの

気圧が高い部分から低い部分に風が吹く
→高気圧から時計回りに吹き出した風が反時計回りに低気圧に吹き込む

低気圧の中心には上昇気流が発生し,雲が発達する.
高気圧の中心には下降気流が発生し,雲が消滅し晴れる.
高気圧の東側がよく晴れて,西側に行くほど雲が多くなる.
低気圧の東側で雨が降り,西側に行くほど段々と回復してくる.

②前線の種類・効果とは?

冷たい空気と温かい空気がぶつかると前線ができ,雨雲は発生する.

前線には4種類存在する.
1.停滞前線・・・梅雨前線
2.温暖前線・・・温かい空気が押してくる
3.寒冷前線・・・冷たい空気が押してくる
4.閉塞前線

停滞前線が折れているところ(=キンク)は低気圧が発生しつつあると言うこと.風が集まっているので,雨風も強くなりやすい.

③雨雲はどうしてできるの?

上昇気流が発生すると雲ができるが,その原因は主に以下の4つ
1.前線や低気圧
2.山などの斜面
3.太陽による地表面の加熱
4.地上の風の収束

日本には山が多いので,風が吹けば上昇気流が発生しやすいと言える.

④フェーン現象のメカニズムとは?

山に風がぶつかると上昇気流が発生し雲ができる.その後山を下降した空気が暖かくなる,
としていたが,純粋に山を空気が上昇するだけの状況は実際はほとんど起きていないと言う研究結果が出た.
上空の空気が山を下降するだけ(ドライフェーン)orこれと山を空気が上昇するものとのハイブリッド型がメイン.