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2021/06/02 教えて予報士さん 【テーマ:地象】

2021-06-02 22:09:52 | おしよほ

①大きな地震が起きた場合,いつまで中に留まるべき?

最近の建物は建物が倒壊することはまずない.
2001年芸予地震で愛媛県で外に出た際にベランダが崩れて下敷き
2005年福岡県西方沖地震ビルの窓ガラスが一斉に割れて地面に落下した
→慌てて逃げ出すと重大な怪我を負う可能性がある.

そもそも本当に家が倒壊する揺れになった場合は外に逃げれない.

スーパーなどで揺れに襲われた場合は,身の危険を感じやすいが家にいる時と対処は同じ.
本棚の本の下敷きになって亡くなるケースはあるため,本屋で本が崩れてくる恐れはあるのでそこから離れることは大事.
ただ外には出ないほうがいい.
酒屋の酒が落ちてくる場合があるが,顔より下の場合が多いので焦らず避難して欲しい.

②日本で地震が起きにくい場所は?

起きにくい場所はあるが,起きないわけではない.
日本付近で最も地震を起こすプレートは太平洋プレート(10cm/1年間)
関東から北の太平洋側は日本で最も地震が多いエリアと言える.(50-70回/1年)
逆に起きにくい場所は西日本の日本海側や北海道の道北エリアは地震は少ない(1-2回/1年の場合もある)

ただ地震が少ないからといって地震が起きないわけではない.
2000年鳥取県西部地震
1997年山口県
2018年北海道胆振東部地震
1995年北海道留萌

地球で起きる地震の1割は日本付近で起きているレベル.
地震が起きにくいエリアでもマグニチュードが大きく震源が浅い地震には注意する.

逆に最近地震が(起きるはずが)起きていない地方もある.
十勝沖〜北海道東方沖はM8前後の地震が起きてきた
2008年・1994年・1973年・1952年
最近ここで地震が起きていないのは気になる(近々活発化する恐れも)
震源が浅い地震だと津波も発生するため合わせて注意が必要.

ここでM8クラスの地震が起きると,
釧路・根室:震度6クラス
揺れは東北から関東に伝わりやすく,揺れる時間が長くなる(2-3分)
被害は北海道東方沖が大きくなる.

地震の発生には波がある.(今年に入ってM6クラスの地震は2/13,3/20,5/1)
今は収まっているが,1-2ヶ月経つとまた繰り返す場合もある.



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