①地震には縦揺れ・横揺れ・揺れの長さの長短があるのはなぜ
岩盤が壊れる過程で揺れが発生する.
初期微動=P波(カタカタ=縦揺れ=疎密波)
主要動=S波(大きな揺れ=横揺れ)
疎密波とは,密になっている波と疎になっている波が「真っ直ぐ」伝わる→横揺れより速い
ただ,横揺れにも縦揺れは混じっているが,横揺れが大きく目立たない.
地震の規模が小さいと短く,大きいと長く揺れる.
大きな地震だと,ある1点の震源で地震が起きた後,周りの岩盤を破壊し地震波を放出し続けるため揺れの時間が長くなる(5〜6分揺れることも)
揺れる時間が長いと短いと大丈夫であっても揺れる時間が長いと家屋の倒壊にもつながる.
昔の文書にある何時間も揺れていたという表現は余震も含めた揺れと思われ,実際にそんなに長く揺れることはない.
②津波の速度は?
津波の速さは深さによって変わり,深いほど速い.
4000mで時速700km/h
200mで時速160km/h
海岸付近でも30km/h
→水深が浅くなると津波が遅くなると言うことは,後ろの津波が追いついて波高が高くなる.
津=港と言う意味があり,津波は港に来ると急に高くなることから.
→津波が見えてから逃げるのではなく,揺れたらすぐ逃げることが大切.
③海抜何mと言うのは何を表してる?
津波警報のとき,津波の高さが発表された場合の避難の目安にする.
津波警報の高さ予報は海岸付近にきた際の津波の高さを表す.
ただ遡上高(そじょうこう)は地形によってはその予報の遥か上をいく.(東日本大震災では40m超も)
→海抜数mであれば津波が来る場合は即高台または奥に逃げる.
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