前回、過去5年の運用成績を振り返って、年平均で約10%ずつ増やせてきたことを書きました。
なぜ順調に運用してこられたのかを、自分なりに分析してみました。
理由① コロナショック時に、大きく買い増せた
私が本格的に日本株を買い進め始めたのが、2019年8月。
この頃は、株主優待がある銘柄を条件として、その月に権利日がある銘柄をスクリーニングして、欲しいものを購入していました。
投資家デビューして、欲しい優待品を元に購入する銘柄を探すのは楽しく、夏枯れ相場と言われる時期でもあり、比較的割安に買うことができました。
買った後は、何故か株価が買値を下回ることばかりで、一旦はマイナスの評価額になる銘柄の方が多かったです。
でもその後、秋のあいだは相場が上昇基調で、少しずつ評価損から評価益に変わっていき、年末には夏に購入した銘柄の配当金が入ってきたこともあり、口座全体が少しずつ積み上がっているのを感じていました。
そして年が明け、忘れもしない2020年2月。株は「コツコツドカン」と言われますが、初めてそれを経験しました。
取引口座にログインし、一気にマイ転した評価額を目の当たりにした私。そのとき反射的に思ったのは、「マズイ!この損を取り返さないと!」ということ。
そして、今の私だったらまずは様子見すると思いますが、当時はある意味怖いもの知らず。更に欲しい銘柄をどんどん購入していきました。
「落ちるナイフを掴むな。」という相場格言も知らなかった頃です。
大事なことなのでもう一度書きますが、今なら絶対にしません。
しかし、その後株価が春にV字回復、その時に購入した銘柄が大きく上昇しました。これが、まずは第一の理由だと思います。
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