咲いた万歩

さいたま市在住。 デジカメ片手に、四季折々の花木草を眺めつつ、 万歩ウォーキングで健康な日々。

大宮南銀座にあった昭和の映画館(後)

2024年11月28日 | 日記
平成元年発行『続大宮市史Ⅰ現代資料編』掲載の市報おおみや昭和38年11月号挿入の案内略図に東映が表示されており、赤で示す
平成22年キネマ旬報社発行『映画館のある風景』には昭和32年の大宮の映画館について案内している書きものがあるのだが、そこには “ 南銀座通りにロータリーから入って、最初の中仙道にぬける露地が大宮東映(鉄筋1階、座席数460、KK松山会館)の入口になっている。(中略)入場人員でも関東甲信越のベストファイブに入っている ” と記述されている。
南銀座通りにロータリーから入って、最初の中仙道にぬける露地というのはマピオン地図に赤で示した道だと思う。
2014年12月私はその露地を大宮南銀座通りから見た。

2015年12月の写真。
2018年7月その露地を旧中山道から見た
『映画館のある風景』には東映と背中合せの所に銀映座(銀映館)があると記述されているのだが、本題ブログ(前)で私は銀映座はマピオン地図に青丸で示したところだと思うと書いた。
案内略図では東映はマピオン地図に赤で示した露地に面していたと思われるので、東映の場所は緑丸で示した辺りになると思う。
平成3年頃JR東日本発行の大宮駅中心タウンマップにはその場所に大宮東映と表示されている。
2011年11月赤で示した三差路で東を見た。右に振った。

高所を見た。一旦右折し振り返った。
三差路を直進して右手のビルを見上げた。右手のビルに寄って三益B.L.D.さんの看板を見た。
マピオン地図に三益ビルさんは表示されている。
『映画館のある風景』に挿入の写真(大宮東映)。「恋風道中」の看板が見える。東映映画恋風道中で検索すると映画.comがヒットした。

『映画館のある風景』には赤丸のところから20メートルのところに “ 白鳥座(鉄筋地上2階、座席数430)及び同地下劇場(同地下1階、座席数270)が合わせて4階の劇場として県内唯一の容姿を誇っている。(中略) 上は東宝系封切、地下は洋画専門館としてアクションものが勤労者層によく受けている ” と記述されている。
タウンマップで赤丸で示したところの南を見ると東宝会館さんが表示されている。
2020年キャプチャーのヤフー地図を見る大宮東宝会館さんが表示されている。
現在のマピオン地図を見る。
2020年ヤフー地図の大宮東宝会館さんから右に目安線を引く。
現在のマピオン地図にその線に対応する線を引くと大宮東宝会館さんの場所は現在のVORT大宮さんの場所だと思う。
ウィキペディア大宮東宝会館にはこのように記述されている。『映画館のある風景』にあった白鳥座は大宮東宝会館さんの前身で昭和26年1月に開業した。
『映画館のある風景』に挿入の写真(白鳥座及地下劇場)。「追われる男」と「ヴェラクルス」の看板が見える。
映画.comの追われる男ヴェラクルス
2017年12月大宮南銀座通りを南へ向かい、右前方に進んで右後方の大宮東宝会館さんを見た。

2011年8月の写真。2015年7月の写真。2015年11月の写真。
2023年3月大宮南銀座通りを北へ向かい、大宮東宝会館さんがあった場所を見た。
右前方に進んで大宮東宝会館さんがあった場所を振り返った。高所を見た。VORTさんの看板があった。
2018年12月湘南新宿ラインの電車から大宮東宝会館さんを見た。
コメント
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