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紅葉の世田谷を散策する
◆世田谷線
三軒茶屋から下高井戸の間約5kmを10駅17分で結ぶ路面電車形式の軌道線。
大正14年(1939)に玉川電気鉄道(通称玉電)の支線として開通。
昭和44(1969)渋谷~二子玉川園間が廃止された際、
三軒茶屋~下高井戸間が独立して残り世田谷線となった。
カラフルでキュートな車体
◆東京聖十字教会
昭和36年(1961)にアントニン・レーモンドの設計で建てられた礼拝堂
着色したプラスチックの板がはめ込まれたファサードを内側から見る
合板を使ったシンプルだが個性的な内部
◆松陰神社
「安政の大獄」に連座し刑死した吉田松陰が祀られている
松蔭50年祭で伊藤博文・山形有朋・乃木希典らによって建てられた石灯籠
吉田松陰墓所と木戸孝允が寄贈した鳥居
◆国士舘大学
大正6年(1917)柴田徳次郎らによって東京麻布に開いた私塾「國士館」が前身
人間形成を重んじる教育をうたい、大正8年(1919)現在の世田谷へ移転した。
大講堂
大正6年(1917)に建てられ、昭和20年(1945)の空襲にも焼失をまぬがれた。
完成当事と変わらずに同じ地に現存する、国士舘のシンボル的建物。
ひんやりとした室内、完成当事は主に講義で使用され、
また式典のほか、講演会も度々行われた
国士舘大学梅が丘校舎(34号館)10階スカイラウンジからの眺望、遠く富士山が望める
10階スカイラウンジは山本寛斎がデザイン監修
◆齋田記念館
江戸時代世田谷代田村の名主をつとめ、明治以降茶葉の発展に貢献した
齋田家に残る資料を公開している。
建物は幕末に焼失したが昭和初期に復元され、
近代の数奇屋造りとして世田谷区の文化財の指定されている
◆森巌寺
慶長13年(1608)家康の次男秀康の位牌所として建立された
森巌寺境内にある樹齢400年の銀杏
富士講のために造られた富士塚や、灸と針供養で有名な淡島神社がある
レーモンドかと思えば寛斎
そして 彩りを添える紅葉
なんて 欲張りな お散歩でしょうか