シングルハンダー

ディンギーヨット レーザーを楽しんでいる08ジャストの独り言

25年後の全日本選手権

2007年11月04日 | ヨット
 前回の記事,「25年前の全日本」の主役,ラダーのその後の話題です。
 第37回レーザー級全日本選手権は,2007年9月20日から5日間の日程で北海道江差町で開催されました。
 江差町は,江戸時代に日本海側の交易港として大いに栄えた町で江差追分でも有名です。今回の大会の会場となった江差マリーナには,戊辰の役で沈没した悲劇の軍艦「開陽丸」が復元?展示されています。

 写真はレース前の計測風景です。レーザーはオリンピックの種目にも採用されている国際クラスで,規格がクラスルールで統一されており,船体や付属品の大きさなどは当然ながら,使えるブロック(滑車)類なども制限されています。25年ぶりの青いハル君,スキッパーの08は早くなるため船をいじり回す技術はないので,25年前と変わらず計測もすんなり通るものと思っていたら,セールに貼ってあるナンバーの間隔が狭いとクレーム,貼り直して何とか通過しました(^^;



 左の写真は,ラダーの角度を測る専用道具で青いハル君のラダーを計測中。
 計測と言えば聞こえがよいのですが,ラダーと上の金具との角度が適正かを,この板を当てるだけです(^^;青いハル君は見事にクリアしております。
 この後,二人の一流選手が事前に計測していましたが,「ダメだこりゃ」とつぶやきつつどちらかへ。ラダーの角度を修正しにいったのでしょう。
 08には縁のない事ですが,早くなるためには,クラスルールに触れないギリギリのところまで改良しているんでしょうね。



 すっかり前置きが長くなりましたが,25年ぶりに全日本選手権の計測スタンプを押してもらいました。下のスタンプが今回のものです(^^V
 スタンプを押してもらう時,第9回にも出ている事を話すと,計測委員長とT松師匠も参加しており「180杯の一斉スタートだった」と感慨深げに話してくれました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿