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ディンギーヨット レーザーを楽しんでいる08ジャストの独り言

砕氷船 宗谷(南極観測船)

2006年12月13日 | Weblog
 日本丸とのデートの後,砕氷船宗谷とのデートに向かいました。場所はお台場,船の科学館。彼女とも1度デートしているのですが,その時は,科学館の周辺には何んにもなく,科学館がポツンとあるだけでしたが,今は某テレビ局が建ってすっかり様変わりしていました。それでも少し離れているためか,当日は訪れる人も僅かで閑散とした状態でした。
 新橋から運転手のいない「ゆりかもめ」に乗って無事到着。相変わらずオレンジと白の見事な船体が迎えてくれました。日本丸よりは若干若いものの,厚化粧は同様で,船上でボートを降ろすモータ部分のサビ落しをしていましたが,腐食が進んでいるのがよく分かりました。
 彼女は,ソビエトに輸出するために建造されたのですが,輸出されること無く日本の船として使われ,戦争を生き抜き,更には泥縄式に南極観測船として働かされ,本当にご苦労様と言いたいです。船に乗って案内板を読むと,西堀隊長,ベル,シコルスキー,タロ,ジロ,オビ号など名称から子供の頃に見た映画のシーンが次々と浮かんできました。南極観測も越冬隊員や乗組員の皆様のご苦労があっての結果だと思います。オホーツクで凍りに閉じ込められた漁船を救出した記憶も強いので,個人的には砕氷船との呼び方が好きです。南極観測50年に関係なく,いつまでも宗谷を大事にしてほしいと思います。

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