大空と共に歩く

その時のコラム掲載します

熊小と一緒の生活ラスト場面

2024-10-18 15:59:00 | 日記

数日経ちいよいよチューブを抜く日が来た、ベットに横なり消毒を行いながらチューブを引き抜いた、保護の絆創膏で大げさだったが傷を塞いだ。やっと取れたか身軽に成り寝返りも可能だ。毎日心電図のモニターと胆嚢廃液を取る為の袋を下げてたのがすっかり消えたので身軽な身体に戻った。この期間に気にしていた本家の痛みも薄く感じる。
寝ていた時間がこうしてくれたのでしよう、此方も解消かと思ってる。後は数日置きに傷口の消毒を兼ねた絆創膏の取り換えが残っている。まあ時間の問題で退院するはずた。ご飯は全がゆからは脱出できなかったが家に帰れれば食べられるのでもう少し我慢だ。
熊小はと成るので様子は時折呼んでは足元に呼んでた、素直に山生活は出来ているようなので心配は無いと確信する。退院を前日に控えるその日熊小の様子が変。何か脅えてる感じが見える、此方に来ないのも変だ、其処で自分から対岸に渡り熊小に問いかけたが返事は無い、そして病院方向に目を向けたら何?警察官が此方にピストルを向けている。熊小を野獣とみなし殺害する様子だった。
自分は止めろ~と叫んだ、殺すんでない何も危害など与えてない、止めろと連呼したが、警察官は打つぞ~と言うので熊小の縦に成り殺傷を阻んだ、処が一発発射した。縦に成った自分の腹に命中し二発めは熊小の横腹をかすめてた。何と卑劣なお廻り。防御した自分と熊小は対岸から裏口に上がり病院に運ばれる。
弾は背中までは貫通してなかったが弾を抜く手術を受ける、熊小はかすった部分の毛を剃って傷口の縫ってもらった。もう少しで退院だと言うのにベットで寝る羽目に成り暫く続く事に成ってしまう。警察官は問題で警察署で取り調べを受ける事に成ったと思うが話は続かない。
やれやれ物語が現実に変り自分と熊小は同じ部屋で暫く看病される事に成る。何という結末だすんなり退院して居れいば問題なく夢は閉じられたのに付録が付いてしまう。熊小は傍に居るんで夢はもう描けない、楽しめた話で終わらせかったが仕方ない。もう入院は無いとは思うが家でも夢は浮かぶかと見ていたが一切出ない。不思議な話では在ったがこんな事で寝ていたとは楽しめたと思っている。未だベットの中です。退院は何時の事やら・・・さようならおしまいです。

 


夢物語 熊小と一緒の生活其の九

2024-10-06 16:49:30 | 日記


自分の身体はチューブの抜ける日が決まり退院も近いはずだ、此処での生活にも終止符かと見るが夢物語も終わりにしなければと思いながら寝ころんでる。熊小を如何するかだ。暫く遠ざかってた熊小の小屋に行く事にした、山に上がり時間が経った小屋が見素ぼらしく成ってしまう。山がっばも防水が薄く成ってしまった感、こうなると交換だ。自分が着てたゴアテックスのもう一つをこの際熊小に渡そう。
此れで一年くらいは持つだろうし雨も対処出来そうと熊小を小屋に入れて姿を見たら此れでバッチリと感触を得る。熊小良かったね当分新鮮さが伝わるかもね。こうして山小屋の整備は完了した。栗、どんぐりは底をついてたのでこの先は食堂のご飯で賄うかだ。
話をして置くからちゃんと時間に成ったら降りて来るんだよ。いい子だね頭を縦に動かす仕草は相変わらずだった。よしよしいい子だ頑張れよと言いながら自分は山を下りた。部屋に戻り看護師の手当を受けながら夢の熊の話をしたら見て見たいと言ったが現実に戻れば熊小は現れるのかだ。
取りあえず時間を決めて裏口に出向く、出て来れば本当に逢えるので感動が有るかと様子を見させた。呼んで見ようかと言いながら「熊小!!」と叫んだら夢が現実に成り川を渡り足元に上がって来た。嘘のような話が目の前にある。何という熊なんだと驚いてた。そりゃ~そうです、熊の色が白なんですから北極熊ではない、こんな熊が居るのも不思議だ。変な熊を目の前に可愛いね、撫でても怒らないし人なつこいのも分る。
此の熊と一緒に冒険してたんだ、へっ~不思議な話だよ。夢から実現するとは考えられないのだが面白い。一か月も寝ていたのだから何でも夢が浮かぶんでね、でも今回は熊小とも話が毎日続き書き込みしておかなければと思ってたが半分くらいは消えているが、まあ此処まで思い出せば御の字でしよう。続く10ラストへ


夢物語 熊小と一緒の生活其の八

2024-10-04 17:49:07 | 日記

身体に関してはこんな調子で回復に向かっている。寝返りが出来ない不自由さはもう少しで解消出来る。左向きかあおむけだけだったので時には右に向くとごろっとした感触に気づきおっと駄目だと元に元に戻してた。厄介なんですよ。
熊小の様子は病院の裏口でちゃんとご飯を頂いている様子は分る、食べた後が濡れているので時間は経ってないと感じる。其処で呼んで見るか、「熊小!!」と声を山に掛けたら飛んで来た。一人で遊んでたのかい?と聞いたらそうだよと首を下げた。一人でも遊べると分り栗とどんぐりの煎った物をザックに詰め込み後で食べるんだよと話した。小さなザックは以前のままなので汚く成ってきている。
そうだね偶には洗わないと清潔が保たれないよね、分かった明日洗濯しようか中身は置いて来るんだよと声を掛けて一日待った。朝になり裏口に行くと熊小は既にご飯置き場で配膳を待っていたようだ。早いお出ましだと頭を撫でた。ご飯はもう少し待っていてね。時間が早いから寝そべってなさい。分かった様で奥に引き上げた。病室の二階以上からは熊小の様子は時には見ていたと思う。患者たちにも行動は分ってきたはず。
朝ごはんを済ませ川に降りてザックの洗濯だ、飛び石の場所で洗い始めた。山で汚した汚れはそう簡単には落ちない。「うたまろ石鹸」が一番なのでこの際夢特急で自宅に戻り取りに行く。数分で川に戻って来る。熊小は裏口で休んでました。素直に聞き入れてたようだ。たわしと石鹸で擦るとザックはみるみる綺麗な元の色に復活した。
しかし名前の所がだれた感じに成ったが時が経ったと思えば仕方ないかもよ。乾くまで待ってね。裸に成った熊小の姿昔の姿が戻ったようだ。此れが毎度の姿なのだが、ザックを背負わせてたのでペットにも取れる。熊小は一人の時ザックは降ろしていたかは分らないが山から来る度に背負っているので大事にしている感は分る。
続く9へ


夢物語 熊小と一緒の生活其の七

2024-10-02 13:16:55 | 日記


病院の作りは正面玄関が直進し裏へと出られる。昔話だからこうなっているのだ、当然裏口近くに厨房が有って毎度ご飯を三食頂居ました。でも今回胆嚢炎を発症しひと月以上物入院でしたから寝ている時は色んな創造の話が出るけど一つだけ物語に繋がり今まで書いて来た熊小との物語である。寝ているようで寝てない状態だから夢と言っても頭はさえてた気がする。
時間が来ればトイレに駆け込むしかない毎度の生活、入院時から三週間は点滴で栄養を補給する。栄養と言っても280klですから三杯飲まされても840kl程度なので太れるはずはない一方的に体重は減って行くのが現状だ。この様な毎日です。隣からご飯の匂が流れて来るが最初は気にしてたが自然に成れてしまう。
胆嚢液が薄まり本当の色なんだろうと自分は見てたが流石先生未だですねと反応する。もう少し待ちましょうでご飯の話は無い。やっと食べられたのは重湯である、腸に暫く何も入れて無かったので順番として重湯からスタートした。食べ応えは感じす、スプーンですくっても米粒は無い。白く濁ったどぶろくと似ているが此れがご飯なのでね少しは時間掛けて頂いてました。
重湯から三分がゆに変るまで一週間は掛かったかと、これまた本当のご飯までは程遠く感じる。やっと全がゆに迄辿り付けたが白飯は出ない、おかゆ生活が暫くと言うよりこれ以上は無さそうだ。
脇腹に刺さっている胆汁液を採取するチューブがある、時折消毒を施し清潔な物に取り換えする。看護士が週三回行っていた。絆創膏かぶれが有り手でかきたいが出来ないはがゆさが出る。取り換えてもらう時、何とも言えない気持ちよさが伝わる。一時だがかゆさから解放だ。続く8へ

 


夢物語 熊小と一緒の生活其の六

2024-09-29 07:14:59 | 日記

楽しかったひと時を又何時かやりたいねと熊小に問いかけだが、既にザックに納まり眠りに入ってた。こう大人しく寝てさえ居れば帰宅はすんなり行く。病院に到着し熊小は当然山に帰す。夕飯時には呼び戻し残飯を頂くのです。
散々遊んだので疲れが出たと思う、ゆっくり休ませたいとそっとして置いた。炊事場のお母さん達は薄々感じてたと思う、子熊にご飯を上げている様子は感じ取っていた。毎度ご飯のお世話に成っているし助けてもらってる。熊小は幸せだった、山に上がってはコンロで栗を煎ったりする。食べ物は充分では無かったけど其れでも足りていると。
夕飯少し前の事だった、熊小が川から鮭をくわえ炊事場の窓を叩いたのだ。お母さん達は何だろうと外に出たら熊小が魚を前にして首を縦に振った。こんな場所に鮭が居るんだと熊小の所から鮭を受け取り厨房へ入って行く。当然夕飯時食べた事の無い料理が出るのかと裏口に待機していた。
残飯では無く先ほどの鮭が乗ったご飯が出て来た。この様子はお母さんに聞いて分かった事です。大したもんだとなでなでして褒めた。行き成り窓を叩くので何事?と思ったようだ。まさか熊が魚くわえて来るとはびっくりさせられましたね。
突然のハブニング和んだりで厨房のお母さん達との信仰が一層深まった気がする。熊小は幸せだこの際ご飯食べる場所を裏口の一角に雨除け出来る居場所にお椀が置けるところも作ってしまう。こうすれば時間を気にせず給食の残りがちゃんと食べられると信じた。
二度目の高尾山にハイキングだコースは兎も角山頂から一丁平近くで遊ぼう。日影のベンチが沢山あってハイカーもソコソコ来るのでねと決め込んだ。熊小には無理させずリードの長さで適当に遊ばせる。特に芸はさせない、でも見ていると名前はと聞かれるとショルダーを叩いて「書いてあんだろう」と言わんばかりに叩いてた。
子熊なので誰もが興味津々で寄っては撫でたりあやしてます。此の熊小を手にするには鳥獣保護法が有るが自分は特別許可を頂きこうして世話が可能に成ってる。あり得ない事ですがね、夢が作った法律かも。ちゃんと許可証を持参しているから不思議ではない。
丹沢山系や富士山を眺めさせても反応は無い、当たり前ですが雪が有ろうが無かろうが熊小には関係ない山の景色にしか映らないのだ。続く7へ