私の両腕には
無数の傷跡がある
21歳~29歳まで
傷付けた跡·····
苦しくて
苦しくて
苛々して
やり場のない気持ちを
自分を傷付ける事で
発散していた
切っては縫い
切っては縫い
切っては縫い
次第に
切りながら後で縫う事に
面倒さを感じられるようになり
リストカットをしなくなった
白くミミズ腫れした両腕は
誰にも見せたくなくて
常に長袖を着たり
アームカバーを着けながら
ずっと過ごしてきた
穢れたものを隠すよう
恥ずかしく思いながら
隠しながら生きてきた
だけど
今日ふと気付いた。
私の両腕は
私の苦しみを
何年間も受け続け
耐え忍び続けてくれた。
私の痛みを
私の代わりに請け負ってくれた。
私の命を助けてくれた両腕
そんな腕達に
自分がした事を自分に対して後悔しても
腕達に対する申し訳なさや
感謝などした事もなかった
ごめんなさい
痛い思いさせてごめんなさい
私の苦しみの身代わりになってくれて
助けてくれてありがとう
こうして何一つ欠ける事なく
お役目を無言で果たしてくれる
私の各部署達·····
そんな仲間に
改めてこれまでの事ごめんなさい
そしてずっと
誰も居なくならず
ずっと一緒に居てくれて
ありがとうございます。
私の全てに感謝
生まれてから死ぬまで
共に居てくれるように
大切にしていこう
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