さきほど、ひまわりをお骨にして、家に帰ってきました。
今回、葬儀をお願いしたのは、先代ニャンコが亡くなったときにネットで見つけたところ。
過剰でもなくマニュアル的対応でもない、暖かい対応が心に残っていたのです。
でも、なんと言う名前だったか私は忘れてしまっていたのですが、男性陣が『クレイドル(ゆりかご)』という言葉があったはずだ、と言って見つけ出してくれました。
移動火葬車の名前が『クレイドル』でした。
連絡を取って、家から少し離れている公園脇で落ち合うことになりました。
前回は、近くの大きな公園の道路わきだったのですが、今はそこが使えなくなったとのこと。
後で話を聞くと、この業者さんは、煙や臭いを出さないような仕様にしているのですが、新規参入業者がトラブルを起こして、クレームが入ってしまい、公園側から締め出されてしまったそうです。
後で話を聞くと、この業者さんは、煙や臭いを出さないような仕様にしているのですが、新規参入業者がトラブルを起こして、クレームが入ってしまい、公園側から締め出されてしまったそうです。
最期のお別れをして、火葬となりました。
枯れたかと思う涙が、後から後からあふれて止まりません。
点火のあと、葬儀屋さんが「車の上からかげろうが見えますよね。あれがお空に昇っている証ですよ」と教えてくれました。
お骨になるまでの間、じっとかげろうを見つけて、家族3人でひまわりの想い出を語り合いました。
実は、今日、ぼっちゃんの16歳の誕生日。
うちで過ごした時間が短いひまわりだから、きっと忘れられないように、この日を選んで虹の橋を渡ったんだろう、お利口さんさんだ、なんて、泣き笑いしながら話したりもしました。
うちで過ごした時間が短いひまわりだから、きっと忘れられないように、この日を選んで虹の橋を渡ったんだろう、お利口さんさんだ、なんて、泣き笑いしながら話したりもしました。
ひとつ嬉しかったのが、ひまわりが亡くなったとき、口から泡が出てしまっていたのを息を引き取った瞬間、ぼっちゃんが誰にも言われないのに、ティッシュでぬぐって綺麗にしてあげていたこと。
可愛い妹を可愛い姿のままにしてあげたかったんだね・・・
可愛い妹を可愛い姿のままにしてあげたかったんだね・・・
涙は溢れるけれど、でも、ひまわりがゴキゲンでお空に昇って飛び回っている様子が想像できて、何だか清清しい気持ちにもなりました。
折から、急に激しい雨が降り始め、神様も幼いひまわりの死を悼んでくれているかのよう。
1時間半ほどで、火葬は終わりました。
ひまわりは、まだ8ヶ月で、その上体も小さい子なので、骨を崩れないよう火葬の温度を心遣いしてくださったので、触れば崩れそうな細い骨がきちんと並べられていました。
まるで人間と同じようにどこの骨か説明をしてくれ、手でのお骨上げとなりました。
お骨になっても可愛いひまわりに変わりはありません。大事に大事に骨壷に収め、葬儀は終了しました。
家に帰る途中、獣医さんのところにひまわりのお骨を抱いて挨拶に行きました。
雨のせいで、誰もいなくて、ゆっくり話すことが出来ました。
先生に、ひまわりを大事にしてくれてありがとう、と言ってもらえ、また泣いてしまいました。
そして、家に着くと玄関前に綺麗なお花が。
ピラティスのゆり先生が、忙しい中、ひまわりにお花を届けてくださっていたのです。
ひまわりと私たち両方へのメッセージ、心に沁みました・・・
今のひまわりは、イッセー君の部屋で休んでいます。
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冷静なつもりでいても、お花のことなんて考えていなかった私たちでしたが、ゆり先生のおかげでこうやって飾ってあげることが出来、とても嬉しかったです。
ひまわりは、本当にたくさんの方たちに愛されて、短い時間だったけれど、幸せに包まれて、生きていたんだな・・・
私の作ったお香の香りの中で、ひまわりは幸せに眠っています。
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後悔とか反省とか、そういう気持ちはなく、私たちは出来るだけのことをした、ひまわりは幸せだった、と胸を張っていうことが出来ます。
淋しさは、まだまだ消えることはないでしょうが、ひまわりを悲しませることのないように過ごしていこうと思っています。
みなさんのコメント、本当に本当に勇気をもらって、頑張れることが出来ました。
ひまわりと一緒にお礼を申し上げます。
ありがとう。