つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
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石巻から

2012年11月05日 | 社会
昨日、我が家に、石巻からのお客さまがみえました。

実は、妹のダンナさんの実家が宮城県石巻市で、
震災時は、1週間近く連絡がとれず、大変心配したのですが、
家族・親戚のみなさん、まずは無事。息子さん宅が1軒流された、
ということがありました。


このたび、妹宅の用事で、長兄夫妻が来静したとのこと。

ずっと、地理的にだけでなく、縁も遠い関係だったのですが、
昨年震災以後、少しつながりできたこともあり、
今回、こちらに来た折に、我が家にも寄ってくださることになりました。


一時間ほど、お茶(静岡茶)だけのもてなしだったのですが、
震災とその後の様子等々、いろいろお話うかがいました。


がれき処理関係の仕事は山ほどあるが、人手がなくて進まない。
家を建てたい人はいっぱいいるが、大工さんが足りず、2~3年待ち。


命あればいいとまずは思ったが、すべてを失った人は、今、本当に大変。

お友達のご主人がまだ見つかっていない。
見つかればまだよい、と思うしかない。


がれき片づけ中にご遺体を見つけた方のこと。
生死がほんのわずかの差であったのを体験した方々のこと。


大川小のこと。

などなど・・・

無事だった方々も、心が深く傷ついているのでしょう、
と、改めて思いました。


本当に、とんでもなく大きく、残酷な災害でした。
人の知恵も文明も、ひとたまりもありません。
でも、それを乗り越えていくのも、人の知恵なのでしょうね。


こんなに離れていても、恐怖や悲しみにつぶされそうにもなります。
それでも、向き合って、乗り越えていかねばならないのでしょうね。
新たに起こるかもしれない試練に対しても・・・



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