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つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
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「はだしのゲン」閲覧制限撤回

2013年08月28日 | 社会
「はだしのゲン」の閲覧制限、
松江市教委は撤回を決めた、と。
まあ、そういうふうになるだろうなと思いました。

撤回理由は、「手続き上の不備」により、とのこと。
これも、なるほどね、と思いました。

この理由なら、
「(閲覧制限)理解できる」コメントを出した
文部科学大臣のメンツを壊すこともないような・・・

そもそも、
「一部の描写が過激だから」閉架措置を、って、
え、今さら? 
何か、この本を読んだことが影響した事件とか、あったの? 
と思ったもの。
ほかに何か理由があるのでは・・、と思いましたよ。

歴史認識にかかわる表現を気にした向きがあったのですね。
でも、それを問題にするんじゃ、
あまりに議論が大きくなりすぎるものね。

今回の件は、ほかに、
図書館に閲覧制限ってありなの、とか、
学校と教育委員会の関係とか、
いろいろ、考えさせられるきっかけになったように思います。

いちばんご心痛だったのは、
疑問符を抱えながらも、市教委の「要請」に従うこととなった、
現場の校長先生方ではなかったでしょうか。

社会の縦の関係の中での力の動きは、
油断すると、本当に大きな問題になってしまうと思います。
「権力」をもつ側の人たちは、常に慎重であってほしいと思います。

「「はだしのゲン」閲覧制限 撤回」の話題に、
そんなことを思った次第です。

『ママさんはボクに権力濫用してない?』

そ、そんなつもり、まったくありませんけど・・
むしろ逆じゃない?
かわいいから何でも許されると思ってない?
 
(8月上旬撮影)


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2 コメント

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Unknown (ポー)
2013-08-28 23:30:58
むしろ「有名な禁書」としてしまった方が
若い子達が興味を持って読んでくれそうな気も…(汗
ハリウッド映画やアニメの影響で
戦場での英雄を求める向きもありますからね
ゲームでも「コールオブデューティー」等のFPSのように
一人称で戦い抜いていくものが多いですし
戦争の現実と物語としての戦争の乖離は甚だ酷いものがあります
リアルな戦争現実として正しく興味を持って欲しいものです
返信する
Unknown (マリンズママ )
2013-08-29 22:49:53
ポーさん、
コメントありがとうございます。
映画やアニメ、そしてゲームでは、
子どもや若者の戦闘意欲をくすぐるものが、
たくさんあるんでしょうね。
それらに浸るおもしろさはこの上ないかも。
でも、戦争の現実との乖離は・・・ですね。
リアルな戦争の現実は、、
苦しく気持ち悪く残酷で惨めなものだろうと
想像できるような場を大事にしたいですね。
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