つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
超いたずら 甘えん坊 ほぼ白猫 ハンニャの気ままな日常 へ

止める、冷やす、閉じ込める

2016年03月31日 | 社会
年度の最終日なので・・・というわけではないですが、
久しぶりに、
社会カテゴリー記事、書こうかなと思います。


3月13日の日曜日(もう2週間以上前ですね・・ (^_^;) )
「中部電力 浜岡原子力発電所 安全性向上対策現場見学会」
に参加しました。

原発周辺(30km圏)市町在住者が対象だったかな。
うちの地域からは、大小2台のバスが出ました。


内容は、
○原子力館の会議室で、概要説明、DVD上映、本人確認。
○原子力館内見学。
○発電所構内を、構内移動用バスに乗って見学。
 海抜22mの防波壁を間近に見ました。


改めて分かったことは、
○原発の安全を守る基本は、「止める、冷やす、閉じ込める」であること。

○福島第一の事故は、
 地震発生時、「止める」と「冷やす」は成功したが、
 その後の津波によって、電源喪失し、「冷やす」機能が停止し、
 その結果、燃料からの熱が発生し続けて、
 格納容器破損、水素爆発が起きた(「閉じ込める」が失敗した)
 ということ。
                        
○浜岡原発では、福島第一の事故を教訓とし、
 巨大地震に耐える耐震性、
 津波を侵入させない幾重もの対策、
 冷やす機能を確保する幾重もの対策、
 放射性物質を放出させない厳重な対策、
 そして、あらゆる事態を想定した日々の訓練、
 ・・と、何重もの安全対策が施されているということ。


感想は・・・
○原発は、とても効率的なエネルギーなんだな、ということ。

○原発稼働に当たっては、
 ものすごい安全対策が施されているのだな、
 ということ。(当然でしょうが)
 日夜、安全のために努力されてる担当者の方々には、
 本当に頭が下がります。

○それでも、なお、やっぱり・・・
 それだけの安全対策に注ぐコスト、労力、熱意を、
 再生可能エネルギー(自然エネルギー)の開発、活用に、
 向けてほしいと、やっぱり、どうしても思います。

この3つの感想を、最後のアンケートに書きました。

ダンナさんは、「安全対策はよく分かった」が、
「原発に航空機が激突したら、テロに狙われたら、どうするのか」
と書いていた (^_^;)

そ、そんな映画みたいなことはねぇ・・と思ったけど、
先日、ベルギーで起きたテロでは、
原発をねらう計画もあったとか・・・ (@_@;)


いずれにしても、
人類の営みに必要なエネルギーを効率的に得るため、とはいえ、
明らかに「危険」なものを発生させる方法をとるのは、ね、
たとえどんなに厳しい安全管理がなされているとはいえ、ね、
人知の及ばないような出来事が起こらないとも限らないし、
原発ではなく、ほかの安全な方法を、
実用化・効率化させる知恵が、
人間にないとは思わないんだよね。


『ボクもそう思うよ』

キミたちは、ニンゲンに任せるしかないもんね。


『いつでも、安心して眠りたいからね』


ママには、何ができるのかな・・ (-_-;)


3記事に渡って掲載した「窓辺で寝そべるマリン」画像は、
これでおしまいです。 m(__)m 






最新の画像もっと見る

コメントを投稿