今日は、ペット栄養コンサルタントの先生による「犬と猫の栄養学」の講座に行って参りました~
自分は、須崎先生方式をベースにわりとアバウトにドッグおじやを作って来ているのですが、きちんとしたことも一度学んでみたいなと思い参加しました。
事前案内では、講義内容は、
(1)実用的な手作り食
(2)病気と食事
となっていたのですが、これ以外にも、実際の参加者の疑問に答える形で、たくさんのことを教えてくださいました。
栄養学に基づき、手作り食の基本的な栄養素配合について、プロレベルの計算の方法を伝授して頂いたのですが・・・。
お肉の必要量について、しっかりと計算できるようになりました。
で、これがかなり複雑でややこしくて、頭がクラクラしちゃいましたよ~
ここから、結構マニアックです
まず、必要なタンパク質量から割り出していくのですが。
愛犬の安静時エネルギー要求量(RER)を体重から計算して、次に活動量や避妊虚勢有無で係数を掛け、1日当たりのエネルギー要求量(DER)を算出。
成犬が必要なタンパク質量は、全カロリーの25~30%だそう。
なので、1日当たりのエネルギー要求量(DER)の30%が何Kcalになるのか?を算出。
しかし・・・、タンパク質はお肉以外にも含まれているので、ここから20%を除きます。
そして、タンパク質というのは1g=4Kcalなので、上記を4で割ったものが、必要なタンパク質グラム数となるわけです。
ですが、これがお肉の量ではないです。あくまでもタンパク質の量になります。
なので、次は実際に「○○肉にはタンパク質が何グラム含まれる」という数字を得た上で、そのお肉の必要グラム数を計算するのです。
意味不明…、ですよねぇ
自分も最初、計算大変でした
これを、実際のマロン君でやってみますと。
①マロンの安静時エネルギー要求量(RER)
体重2.3kgの0.75乗×70=131kcal
②マロンの1日当たりのエネルギー要求量(DER)
131×1.2(活動量の少ない犬の係数)=157kcal
③マロンが1日に必要なタンパク質総量
157×0.3=47kcal
④肉類以外からのタンパク質の分を除く
47×0.8=38kcal
⑤1日に必要なタンパク質グラム数を計算する
38÷4=9.5g
⑥例えば、鶏ささみだとすると(食品成分表参照)
鶏ささみは100g=105kcalで、100g中にタンパク質は23g含まれているそう
なので、9.5÷23×100=約41g
というわけで、鶏ささみだとすると、マロンが1日に必要な肉量は41gということになるわけです。
自分がマロンに作っている、当ブログでもご紹介している 「手作り犬おじやの作り方(参考基本レシピ)」のレシピを改めて検証してみましたら、ほぼほぼ上記の計算に沿う量のタンパク質になっていることがわかったので、安心しております
あくまでも、体重2.3kgで虚勢済みで活動量の少ない小型犬マロンに最適なレシピとして、参考までに掲載していますので、あとはそれぞれのご愛犬の状況に合わせて考えていかれたらいいのではないかと思います。
こんなに面倒くさいことできないってばという方のために(計算ソフトも存在しているようですが)、
ご参考として簡単なこちらの表を。
【成犬の体重別のお肉給与量目安】
1kg 25g
3kg 60g
4kg 70g
5kg 80g
10kg 150g
20kg 250g
・・・
最初からこの目安だけで良かったのに~とか言われそうですが…。
ついつい、実証主義なもので、スミマセン…。
この目安に、活動量や虚勢避妊有無、タンパク質のおやつの有無、体型(太りたい、痩せたい)、などを加味する感じで1日の肉量を決めれば良いかと。
最後に。
手作り食を作るに当たって、まずはタンパク質を自分の仔に合わせて確保することが一番大事だそうです。
今は手作り本もたくさん種類が出ていて情報も様々ですが、最初は自分がいいなと思う人のレシピで作ってみて、そこから調整して色々合わせていくのが1つの方法だということでした。
そういう意味では、自分は10年前に須崎先生のドッグおじやをいいな~と思って、改善を繰り返してきました。
みなさまにも、ベストな黄金レシピが出来上がりますように…
*おじやを食べるマロン君*
今夜のレシピ:鶏ムネ肉、生サーモン、大根、人参、しろ菜、キャベツ、安納芋、マッシュルーム、ミニトマト、白米
自分は、須崎先生方式をベースにわりとアバウトにドッグおじやを作って来ているのですが、きちんとしたことも一度学んでみたいなと思い参加しました。
事前案内では、講義内容は、
(1)実用的な手作り食
(2)病気と食事
となっていたのですが、これ以外にも、実際の参加者の疑問に答える形で、たくさんのことを教えてくださいました。
栄養学に基づき、手作り食の基本的な栄養素配合について、プロレベルの計算の方法を伝授して頂いたのですが・・・。
お肉の必要量について、しっかりと計算できるようになりました。
で、これがかなり複雑でややこしくて、頭がクラクラしちゃいましたよ~
ここから、結構マニアックです
まず、必要なタンパク質量から割り出していくのですが。
愛犬の安静時エネルギー要求量(RER)を体重から計算して、次に活動量や避妊虚勢有無で係数を掛け、1日当たりのエネルギー要求量(DER)を算出。
成犬が必要なタンパク質量は、全カロリーの25~30%だそう。
なので、1日当たりのエネルギー要求量(DER)の30%が何Kcalになるのか?を算出。
しかし・・・、タンパク質はお肉以外にも含まれているので、ここから20%を除きます。
そして、タンパク質というのは1g=4Kcalなので、上記を4で割ったものが、必要なタンパク質グラム数となるわけです。
ですが、これがお肉の量ではないです。あくまでもタンパク質の量になります。
なので、次は実際に「○○肉にはタンパク質が何グラム含まれる」という数字を得た上で、そのお肉の必要グラム数を計算するのです。
意味不明…、ですよねぇ
自分も最初、計算大変でした
これを、実際のマロン君でやってみますと。
①マロンの安静時エネルギー要求量(RER)
体重2.3kgの0.75乗×70=131kcal
②マロンの1日当たりのエネルギー要求量(DER)
131×1.2(活動量の少ない犬の係数)=157kcal
③マロンが1日に必要なタンパク質総量
157×0.3=47kcal
④肉類以外からのタンパク質の分を除く
47×0.8=38kcal
⑤1日に必要なタンパク質グラム数を計算する
38÷4=9.5g
⑥例えば、鶏ささみだとすると(食品成分表参照)
鶏ささみは100g=105kcalで、100g中にタンパク質は23g含まれているそう
なので、9.5÷23×100=約41g
というわけで、鶏ささみだとすると、マロンが1日に必要な肉量は41gということになるわけです。
自分がマロンに作っている、当ブログでもご紹介している 「手作り犬おじやの作り方(参考基本レシピ)」のレシピを改めて検証してみましたら、ほぼほぼ上記の計算に沿う量のタンパク質になっていることがわかったので、安心しております
あくまでも、体重2.3kgで虚勢済みで活動量の少ない小型犬マロンに最適なレシピとして、参考までに掲載していますので、あとはそれぞれのご愛犬の状況に合わせて考えていかれたらいいのではないかと思います。
こんなに面倒くさいことできないってばという方のために(計算ソフトも存在しているようですが)、
ご参考として簡単なこちらの表を。
【成犬の体重別のお肉給与量目安】
1kg 25g
3kg 60g
4kg 70g
5kg 80g
10kg 150g
20kg 250g
・・・
最初からこの目安だけで良かったのに~とか言われそうですが…。
ついつい、実証主義なもので、スミマセン…。
この目安に、活動量や虚勢避妊有無、タンパク質のおやつの有無、体型(太りたい、痩せたい)、などを加味する感じで1日の肉量を決めれば良いかと。
最後に。
手作り食を作るに当たって、まずはタンパク質を自分の仔に合わせて確保することが一番大事だそうです。
今は手作り本もたくさん種類が出ていて情報も様々ですが、最初は自分がいいなと思う人のレシピで作ってみて、そこから調整して色々合わせていくのが1つの方法だということでした。
そういう意味では、自分は10年前に須崎先生のドッグおじやをいいな~と思って、改善を繰り返してきました。
みなさまにも、ベストな黄金レシピが出来上がりますように…
*おじやを食べるマロン君*
今夜のレシピ:鶏ムネ肉、生サーモン、大根、人参、しろ菜、キャベツ、安納芋、マッシュルーム、ミニトマト、白米