横になれなくなってしまったマロン・・・

昨日、怒涛の口鼻出血の出来事を書きました。
そもそも、出血の原因は歯石取りからでした。
なぜ「大々的な歯石取りをしよう」と思い立ったかというと、実はマロンが前日から24時間横になれなくなってしまっていたから…

老犬期に入り、寝ていることが多くなってきたマロンが、いつ見ても起きているというのは尋常ではなく。
起きている、というだけでなく、横になれなかった(横たわれなかった)のです。
常に立っているか、お座りの姿勢。
ベッドに入れても、そこでボーっと座っている。

＊こんな感じで座り続けていた＊
(その時の写真です)


なにか言いたそうに、訴えかけるような目をして、常に私を見つめていました。
どうもマロンは、なにか自分に良くないことが起きると、それは私がなんらか罰を与えている結果だと勘違いしている節があるんです。
轟音の雷が鳴ったり、地震で家が揺れたり、ソファに飛び乗り損ねた時とか、そういうのも私をジト～っと見つめてきて、｢ボク、なにか悪いことしましたっけ？」みたいな感じで。
今回も、横になると辛いことについて、私に「これ、なんなのでしょうか？」みたいに訴えているようでした。
私は、黒魔術師ではないのよ～～

このことについての情報は、「犬/横になれない」「犬/立ったまま]など検索しても、ほとんどが「心臓や肺の疾患により胸が圧迫され、苦しくて横になれない」という情報か、「体の痛みがどこかにある」というものでした。
しかし、マロンは心肺疾患はないし、つい先日の診察で「心臓音も呼吸音もきれいだ」と言われています。
そもそも苦しげだったりゼイゼイしたりしていないし。
痛みであるのなら、体を触ったら痛がるはず。
気になることとすれば、鼻水・鼻詰まりだけでした。
やはり、鼻が原因で横たわると酸素不足で苦しくなるのではないか、とそこで気付いたのですが…。

その日は出かけねばならなかったので、心配だけどその状態で家に置いて外出。
どうにも眠くなったら横になるのではないか？、帰宅したらスヤスヤ寝ているかも？と考え出かけたのですが、
夕方帰宅してドアを開けてビックリ、マロンはまだ立ったままベッドにおりました。
そして、夜中にもチェックすると、いつも座ったまま前を見ていて。
たまにウトウト、カクンとなるけど、すぐに目覚めて直立不動に戻る…。

翌朝になり、いよいよ抜本的になんとかしてあげないと、また酸素不足の脳貧血で倒れたり大変なことになってしまうと思ったところ、昨日の記事のようなことになったわけでした。

水曜以来5日経ちますが、鼻水・鼻詰まりの方はなんだか落ち着きまして、以前のようにスヤスヤと眠れています。
帰宅して、マロンがスヤスヤ寝ているのをみると、心からホッとしますね。

時間が無くて、私が出がけにエイッと脱ぎ捨ててしまった部屋着の上に、寝ているマロン。
こんなに狭い離島のような？スペースに、ちっちゃく丸まって寝ている…。
どうして犬って、脱ぎ捨てられた服の上に寝るのが好きなのでしょう？
ふっと置いたすきに、目ざとく見つけて占領して寝ていますね
実家のマルチーズもそうだったので、犬ってみんな飼い主の洋服が何よりの憩いの場なのかしら？


服の上で幸せに眠るマロン君①


服の上で幸せに眠るマロン君②