クーナとまろママの日々

2019.3.5生まれのパピヨン♂クーナとの日々、そして先代犬マロンの腎不全&ホメオパシーのこと少し

腎不全の犬の食欲不振にTube Diet!

2018年05月25日 | マロンの腎不全・ガン
犬が腎不全になると、食欲にむらがある、あるいは全然食べなくなるという仔が多いです。

うちのマロンは、思えば腎不全が発覚する数ヶ月前から、いつも大好きで食べていた自然派ドッグフード店のドライフードを、徐々にちょっとだけ残すようになった。
最初はちょっとだけ残し、それも毎回ではないので、「なんか今日は食欲がないのかなぁ?」くらいにしか思わず。
それが頻回になってくると、さすがにおかしいと思い始めたのですが、まさかそれが病気が原因とは気付かずに、「老犬だから堅いエサは噛みたくないのかな?」と考え…。
で、お店にオーダーフード(ドライ)のレシピ変更を相談し、少し食感がサクサク柔らくなるような配合に変えてもらったりしていたんです。

が・・・
食感変更後も、喜んで食べようとしないマロン。
一体なんでぇ~?
ついには、フードを出すと、後ずさりするように
「そうなのね、それほどまでに、堅くて食べたくないのね…。」と、あくまでも‘堅さ’にしか考えが及んでいなかったダメダメな私。

で、「柔らかければ食べれるの?」と、同じお店のウェットフードに変更してみたのですが、これまた後ずさり!
なぜ、食べやすいフードなのに嫌がるのか理由が全くわからず。
そうこうしているうちに、食べるたびに下痢になり、ついには粘液や血便も混じり始め…。
ついにM先生のところに駆け込むと、いきなりの「末期腎不全」診断。

獣医M先生いわく、「犬は自分で自分の体に合わないフードは、本能でわかっているんだよ。」と。
だから、後ずさり。
マロンは、フードの食感や美味しさのことで嫌がっていたわけではなく、今の自分の体に取り込んではいけない栄養内容であることをわかっていたんです。
フードの食感や原材料にしか頭がいっていなかった自分が情けない…

というわけで、これ以降は完全手作りおじやにして、内容を調整しながらあげています。
2018.4.9記事 手作り犬おじやの作り方(参考基本レシピ)
手作りだと、水分の量が多いのと、特にタンパク質の量の調整ができるので、腎不全の仔にはとてもいいです。
おじやにすることで柔らかく消化がよくなり、咀嚼と胃腸に問題のある老犬にはピッタシ。
なにより、自然な食材の美味しさからか、ガツガツと食いつきもすごくよくて、楽しそうに食べてくれます

しかしながら。
おじやでも全く食べようとしない時があるのですよ。
本当に、それは突然やってきます。
マロンは周期的といってもいいくらい、原因不明で急にそういう日が来ます。
なにを工夫しても匂いを嗅ぐだけで後ずさりされ、一瞬「わがまま言ってるのかな?」とか思いがよぎったこともあるのですが、今確信しているのは、ぜーーったいに、わがままで食べないなんてことはないです。
なんらか、本人なりの理由があります!

この数ヶ月見ていて想像するに、かたくなに食べない時には、恐らく胸焼けとか何らかの不調が起きているのではないか、と。
半日とか1日ならいいのですが、これが丸2日も続いてしまうと、グッタリヨロヨロしてしまうので、かなり心配です。

そんな時に、緊急手段としてM先生から頂いてきた「犬用経腸栄養食(チューブダイエット)」
これがとっても良いのです~
マロンが、腸に異物事件の時に全く食べれなくなってしまい、これを使いました。


犬用経腸栄養食(チューブダイエット)低脂肪【療法食】


マロンの場合、消化管が弱いので 「チューブダイエット 低脂肪(脂肪を最小限にした犬用消化態経腸流動食)」にしてありますが、他に 「チューブダイエット キドナ(犬の腎疾患用の高エネルギー経腸栄養食)」も出ています。(ネットでも買えるみたい)

パウダータイプで、中身はこんな感じです。

チューブダイエットの形状


基本的には、お湯にまぜてドロドロにして注射器やチューブで与えるようですが、少しお湯を少なめにしてソフト団子のようにすることもできます。
マロンは、食欲がなく少ししか食べれない時に、少量のおじやにこのパウダーを混ぜ込んで与えることもあります。

高栄養のパウダーなので、愛犬が食べない時の最終手段として持っておくと安心かも



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