クーナとまろママの日々

2019.3.5生まれのパピヨン♂クーナとの日々、そして先代犬マロンの腎不全&ホメオパシーのこと少し

クロストリジウム・パーフリンゲンス、その後…

2018年03月07日 | マロンの腎不全・ガン
ブログが現実の日々に追いついていないのですが、
2018.2.22に特定された、下痢と血便の原因菌「クロストリジウム・パーフリンゲンス」のその後について書きたいと思います。

*クロストリジウム・パーフリンゲンス発覚と検査結果についてはこちらの記事に
2018.3.5
「腎機能 IDEXX SDMA検査結果、犬の日本新記録!?」

落ち着いてから、菌について調べてみました。
色々な情報からまとめると、

クロストリジウム菌の有名なものは、
1.Clostridium tetani(破傷風菌)
2.Clostridium perfringens(パーフリンゲンス菌) 
 ←マロンから出た菌

1.は土壌中に住んでいて、2.は動物の消化管内に常在菌として元々住み着いている

クロストリジウムの値が高い=便中からクロストリジウム毒素が検出されたということ

クロストリジウム・パーフリンゲンス菌が産み出すクロストリジウム毒素により感染性結腸炎になり、血便や下痢を起こさせる。
これは、毒素に体が侵されるのを防ぐための犬自身の生体防御反応で、毒素を一刻も早く排泄するように体が反応し、下痢や出血が起こっているとのことらしいです。

では、なぜ常在菌が暴れ出してしまったのか…?という疑問が。
その答えはわかりません。腎不全などで体重激減して重度の貧血だったので、抵抗力や免疫力が落ちていたせいかもしれないし、別の原因だったのかも。

いずれにせよ、治療法は、「アモキシシリン(ペニシリン系抗生剤)を1週間投与することで大抵の症状は治癒する」となっています。
マロンも、「アモキクリア錠」という水色の錠剤を8日間服用して、すっかり治癒しました。
今のマロンの腎臓・肝臓・腸管の負担を考えて、最低限の量にしてくださったのは、獣医さんに感謝です。

ずっと黒系のタール便かゼリー状の血便だったのが、服用4日目に普通のホッコリした茶色いウンチが出た時には、家族全員で歓喜しちゃいました




↑病床の?マロン君




コメント    この記事についてブログを書く
« 腎不全の犬にBIOPUR(ビオピュ... | トップ | 慢性腎不全、元気に見えても... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。