コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

キョンシーの前あんよ

2023-10-05 | リオキョン

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

コリーの子犬情報
コリーの子犬 誕生から巣立ちまで

シェルティーレスキューさんのブログを覗いてみたら、少し前に多頭飼育現場からレスキューされたシェルティーの女の子がいました。

その子は片方の前足が大きく変形していて、シェルレスさんによると

「前足があらぬ方向に曲がってしまっている。幼少期に骨折し、曲がったままつながってしまった」

と書かれていました。今後、更に検査をして、詳細を調べるとのことです。

幼少期に母犬に踏まれたことが原因で骨折してしまうこと、中型犬以上では大いにありうることです。亡くなってしまう事も少なくありません。我が家でも、不幸にして亡くなってしまった子はいました。

踏まれたのが足や尻尾だった場合、そのまま自然治癒してしまう事が多いのですが、ほとんどはまだ歩き始める前の事故なので、ブリーダーが異常に気付いたころには既に変形してつながってしまっているという事がほとんどです。状態が悪いと壊死してしまい(尻尾が多い)、そのまま自然に脱落することもあります。

シェルレスの女の子は、もう少し大きくなってからの骨折みたいですが、こんな形に変形するなんて、よほどひどい骨折だったのかな。

で、状況は違うかもしれないけど、変形している前足、なんだかキョンシーの前足とよく似てます。
今では毛に隠れてしまい、あまりはっきり形が見えなくなっているキョンシーも前あんよですが、実はこうなってます。


肘から先の関節が、本来の曲がる方向とは逆になってます。
これは事故ではなく、先天性です。


少し違う点もあるけど、シェルレスの女の子もこんな感じ??
他に、ラブラドールRで、同じ形の前あんよの子を見たことがあります。


全体にねじれているので、パッドの向きも下向きではなく、やや上を向いてます。
そして全体に短いです。


子犬の時に病院でレントゲンを撮ってもらったところ、本来あるべき骨が何本か欠損しているそうです。
獣医さんは、将来切断した方がいいかもしれないと言われました。その時は私も、そうした方がいいのかなと思いましたが、今では全く考えていません。
なぜなら、これはこれで、走ったり、くつろいだりするときに、ちゃんと機能しているからです。


肘までは動かすことができるので、走る時には前後に振って、バランスをとっているようです。
伏せてくつろぐときは、小さいあんよでしっかり上体を支えています。

なので、キョンシーにとっては、なくてはならないあんよなんです。

犬は体重の7割を前足で支えていると言われています。キョンシーはその7割を、右前足だけで支えているので、当然、負担は大きいです。
でも実は、もっとも負荷がかかっているのは前足ではなく、頸椎~腰椎なのだそうです。前足が一本の場合、歩くときにピョンピョンと前足が片足飛びのようになるため、頭部が大きく揺れて頸椎に負荷がかかってしまうんですよね。

8歳になり、普通の子でも、早ければ関節に問題が出てくる年頃です。このところ、あまり走らなくなり、立っていることも少なくなりました。
今年2月にレントゲン検査をしたところ、やはり背骨のあたりに痛みの原因となるトゲトゲができていました。

すでに1年以上前からサプリメントを飲ませ、体重も21キロをキープ。
後天的ですが、前足1本で老犬になるまで自力で立ち歩きしていた子もいたので、キョンシーもできるだけ長く、頑張ってほしいです。

シェルティの女の子は先天性ではないとはいえ、まだ小さい時に骨折して不自由になったらしいという事なので、もうすっかり順応して、日常生活には何の不自由もないはず。
長いお散歩はできないかもしれないけど、しっかり管理してあげれば、ずっと不自由なく暮らせると思います。
良い里親さんに巡り合って、幸せになってほしいなぁ😊 


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