まるういページ

シールドはとっても大切。

今日は曇りながらも少し晴れてきています。いよいよ梅雨が明けそうな予感ですね。


今回は、楽器用のシールドについてです。シールドはベース本体とアンプをつなぐ電気線の事です。ウッドベースを弾く場合でも、アコギを弾く場合でもピックアップを付けることが多くなっている作今、シールドの存在は必要不可欠になっています。




まずは、僕の失敗談から。
以前にもこのブログで紹介しましたが、ベース本体は少しだけ比較的高価なものを所有してきています。ただ、20代前半の頃まで、シールドってとにかく安いものを使っていました。なんのこだわりもありませんでした。安いシールドって全部が全部悪いってわけではありませんが、物によっては電気の通りが悪かったりジャックの作りが甘かったりします。今思えば、当時の僕のベースサウンドって少しこもり気味でノイズが多かったと思います。実はそれが大きな悔やまれる失敗を生み出すことになります。

当時、参加していたバンドでLIVE録音をしてその音源を発売しようとする企画があったんです。そのバンドは人気も上々でこれからメジャーへ向けての階段を登っている途中でした。それで、バンドの雰囲気も上々でなかなかいい形でLIVEへ突入したんです。LIVEでの盛り上がりも最高潮ですごくいい形で終わったのですが、何故かノイズが出ていたんです。結果的にベースのトラックからノイズが大きく鳴っていたようです。エンジニアさんの力量でなんとかノイズは少なく削ってもらえました。この時の音源は一応CD化されましてレコード店に並んでいたようです。でもこの頃から僕とバンドとの距離が離れていくことになります。

まあそれは置いておいて、ノイズについては最初ベース本体かなあって思っていました。が、とあるときにシールドを借りて音を出してみると以前のようなノイズが無くてびっくりしました。ノイズの原因はシールドだったと確信した瞬間でした。

そして、シールドの事を調べたんです。すると材質や構造も様々でしかも各楽器用に発売されていたり、スピーカー用のケーブルがあったりと僕にとっては目からウロコ的なことをたくさん知ることができました。

それで僕が選んだシールドは、モンスターケーブルのベース用シールドでした。ちょっと高かったですが思い切って買いました。で、リハーサルスタジオでつないで音を出した時の衝撃は忘れられないです。もうびっくりです。ノイズが少なくて音も以前に比べてクリア。今となっては当たり前の仕様かと思いますが、僕にとってシールドの大切さを痛感した次第です。今もモンスターケーブルを愛用しています。

しかしながら、シールド選びってなかなか難しいところがあると思います。僕が思う基準としては、ベース本体の価格に合わせていくのがわかりやすいのではないかと思います。安いベースには安いものを、高いベースには高いものを。すごい投げやりですが何も分からない人はそれでいいかと思います。

もう少しシールドに気を使うのであれば、パッシブ仕様の場合はノイズ対策系を、アクティブ仕様の場合はクリア系のものを選ぶといいと思います。やはりパッシブ仕様は回路が弱めですので、シールドにはこだわりを持つ方がいいと思います。コンパクトエフェクターをたくさんつなぐ人は、短いシールドの方にいいもの使う方がいいと思います。

レコーディング経験のある人でしたら、ミックスダウンやマスターの後のベースの音まで視野に入れてシールドが選べたりするともうすっかりプロレベルだと思います。

そんなこんなで失敗談を含めたシールドの話でした。ベースだけに限らず、他のパートの人にも通じるところでもありますので、参考にしてみて下さい。



#シールド
#ケーブル
#エレキベース
#ウッドベース
#ベースレッスン
#初心者
#中級
#まるいじゅんいちろう
#大阪府
#高槻市
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ベースレッスン」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事