さて、今回は即興とかアドリブについてです。ちなみに僕は即興演奏ってあまり好きではありません。ステージの上で演奏者が向かい合って音楽で会話をするという姿に、あまり良さを感じないんです。これは完全な主観で聴き手側の好き嫌いの問題です。ですので、ご察しの通りですが、ジャズなどのジャムセッションなんかもあまり観たいって思わないんです。何回も言いますが完全な好みです。
やはりそういう考えをしていると完全にプレイに表れてきますね。長い間、僕自身即興やソロなどには苦手意識を持っていました。ベースだからそんなものは基本要らないよなあって自分に言い聞かせていたんです。でも、これが後々大きな間違いであることに気づかされます。
その大きなところでは、曲作りです。曲を作っていく作業って人によって様々だと思います。でも、多かれ少なかれ即興という要素が大いに必要になります。自分自身が今まで聴いたことがなかった曲を書いていくわけですから。。。それはパッと目の前でやる必要がなく修正が何回でもできる即興演奏だと思います。
ですので、即興演奏は好きではないけど、それをやれるほどのスキルは必要だなあって以前に認識したんです。
では、そのスキルを身に付けるためにはどうしたらいいか。これは僕の考えなのですが、まずは世の中のヒットしている曲の分析をすることが必要です。ジャンル問わずです。ただし自分自身が置かれた音楽のフィールド内でいいと思います。興味があればそれを飛び越えてもいいと思います。コード進行とかメロディラインやベースライン、アレンジ等々。
センスがあれば。。。っていう言葉は僕は絶対に信じません。こういう表現をしたい場合は、こうするとそれ風になるとか、そういった表現のセオリーを分かった上でやらないと、偶然一つはできてもいくつも生み出すことってできないと思います。何でもそうだと思いますが、クリエイト(創造)していこうと思ったらまず真似から改造していくのが定石ですよね。そこから一歩前へ踏み出す。
これって言うのは簡単ですが、とても難しいことだと思います。まずはいろんな音楽の形を知って、その後に独自のものを構築していく。これが即興であり、作曲になりますよね。そんなの簡単よねっていう人もいるかもしれません。が、僕にとってはイバラの道に見えていました。今も感じています。
実は、即興演奏ですごい感動したことが1回だけあります。ベーシスト2人の演奏なのですが、もう僕にとっては鳥肌以外の何物でもなかったです。世界的大御所のお二人だからのなせる技であることは言うまでもありません。
ということで、即興やアドリブについては、もっともっと書きたいことはあるのですが、今回これくらいにしておきます。ベース1本で何かしら1曲即興で演奏する。っていったことに挑戦するのは、苦しくもあり楽しいと僕は思いますので、したことが無いと思う方はやってみて下さい。悩むと思いますが、絶対肥やしになると思いますよ。
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