聖書のみを殺すのはそう簡単ではない

メインコンテンツへスキップアクセシビリティフィードバック
カソリック・アンサーズのロゴ
あなたの質問は何ですか？
背景画像
雑誌
ソラ聖句を殺すのはそう簡単ではない
"ソラ聖句は聖書にない "と言うほど簡単ではない。プロテスタントにはそれに対する答えがあり、カトリックはその答えに応えなければならない。




カルロ・ブルサール - 9/28/2022
このコンテンツの音声版を聞く
プロテスタントの教義であるソラ・スクリプトゥラ（ラテン語で「聖典のみ」）に関して、カトリックはいくつかの有名な反論を持っている。その最も一般的なもののひとつが、"聖書のどこにそんなことが書いてあるんだ？"という言葉である。


プロテスタントにとって、聖書のみがキリスト教信仰の揺るぎない源である（ソラ・スクリプトゥラの教義）。聖書に書かれていないことは、キリスト教の教義として受け入れるべきではない。しかし、この原則は自滅的である。ソラ・スクリプトゥラという信仰そのものが、書かれた言葉の範囲内に見いだされるものではないのだから、プロテスタントはそれをキリスト教の教義として受け入れてはならない。そうすることは、ソラ聖典の原則に違反することになるからだ。


では、この議論の自滅的な性質は、それをスラムダンクにするのだろうか？そうとも言えない。




プロテスタントはこう反論できる！聖書は、『聖書だけが私たちキリスト者の無謬の源であり、聖書に書かれていないことをキリスト教の教義として受け入れるべきではない』と明言する必要はない。聖書に書かれていないことは、キリスト教の教義として受け入れてはならないのです」。


たとえば、聖パウロの教えを例に取ろう。

Sola Scriptura Is Not So Easy to Kill