日本、児童ポルノ所持を禁止
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2014年6月18日
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画像出典、AFP画像キャプション、
雑誌出版社は新法に激しく反対してきた
日本は児童性的虐待画像の所持を禁止しており、先進国の中では最も遅く禁止している国の一つとなっている。
新法では、そのような画像を所持しているのが見つかった者は、最高1年の懲役、または最高1万ドル(6,000ポンド)の罰金を科せられる可能性があると規定されている。
この禁止はアニメーションやマンガと呼ばれる漫画には適用されない。
これまで日本は、34カ国からなる経済協力開発機構(OECD)の中で、そのような禁止措置を取らない唯一の国だった。
この法案に反対する人々は、かつて政府による厳しい検閲を受けた国では表現の自由が保護される必要があると主張している。
アナリストらは、漫画家、言論の自由の擁護者、出版社からの強い抵抗があったと述べている。
彼らは、この法律は表現の自由を侵害し、当局が芸術に関して恣意的な決定を下すことを可能にするものだと主張した。
90社以上の出版社を代表する日本雑誌協会は声明を発表した。、外部の同社は6月初めにウェブサイトで、この法律はアーティストや出版文化に「負担をかける」可能性があると警告した。
東京のBBC記者ルパート・ウィングフィールド・ヘイズ氏は、日本は依然として児童性的虐待画像の交換と消費の世界的中心地の一つとみなされていると語る。
日本では児童性的虐待に関連する犯罪が増加していると報告されている。
警察は昨年1,644件の事件を摘発したが、これは10年前の約10倍にあたる。
警察によれば、事件の半数以上はインターネット上で写真やビデオを共有したり販売したりするものだった。
この新法では、そのような物品を所持している人は1年以内に処分することが認められる。
日本は1999年に児童ポルノの制作と配布を禁止していた。