そして、私は、どう考えても、彼が進むにつれてどんどん悪くなっていくことを示唆したい。彼は、抑圧されていると感じているドイツの農民をかなり支持している。そして彼らが反乱を起こすと、ルターを権威として引き合いに出し、彼らを皆殺しにすべきだと主張する。つまり、公然と、あるいは密かに、皆殺しにすることを提唱しているのだ。彼はもともとユダヤ人に対してかなり寛容な見方をしていて、彼らがキリスト教に改宗しなかったのはカトリック教会の不祥事のせいだと示唆していた。彼らがルター派に改宗しないと、彼は彼らのラビを殺し、シナゴーグを焼き払い、タルムードを破壊すべきだと提案する。彼は基本的にユダヤ教を完全に非合法化し、高速道路の安全な通行も拒否することを望んでいる。だから、ルターの経歴や神学的な軌跡を見ると、聖性を高めていった人物の痕跡は見られない。神に仕えたいという純粋で情熱的な願望を抱いているように見えるが、時が経つにつれて、キリスト教全般や教会に苛立ちや幻滅を覚えるようになり、それが堕落していくのがわかる。私は知らない。つまり、人によってルターの読み方は違うということだ。彼は少し謎めいたところがあるけれど、それが私の読み方ということなんだ。
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