ロサンゼルスの民主党議員アイザック・ブライアン氏は、民間消防士は十分な訓練も装備も受けていないと主張するカリフォルニア職業消防士組合の支持を得て、議会法案1075号を提出した。
「彼らは同じ基準で訓練を受けていない」とカリフォルニア州プロフェッショナル消防士組合のブライアン・ライス代表は同法案についてポリティコに語った。「彼らは我々のような装備をしていない。彼らは我々のようなプロではない」
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パリセード火災が猛威を振るい、パシフィック・パリセードのほとんどを破壊したが、民間の消防隊の活躍により、リック・カルーソのパリセード・ビレッジ・ショッピングセンターという複合施設だけが、周囲の建物が全焼したにもかかわらず、ほぼ無傷で済んだ。
ブライアン氏は、裕福な個人が自分の財産を守るためにお金を払うことには問題はないと述べたが、民間の消防士が消火栓から水を汲み上げたことが消火栓の水が枯渇する一因になった可能性があると付け加えた。
「周囲のものはすべて粉々に焼け落ち、ロサンゼルス史上最悪の山火事の消火に使われる大量の水を市のインフラが処理できるかどうかという議論もあった」とブライアン氏はポリティコに語った。「消火活動は公共財だ」
民間の消防士数名による限られた水の使用が消火栓の水圧不足につながったという証拠はない。専門家らは、消火栓の水圧不足の原因の1つとして、州全体で水が豊富にあるにもかかわらず、消火用の水を供給するためにパリセーズ上部に建設された貯水池がプラスチック製のカバーの修理のために空のまま放置されていたことが挙げられている。